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テーマ:長寿犬と共に(147)
カテゴリ:食事
モモのアレルギーとミスティの膀胱炎。まだ3、4歳でこんな状態で、これから年と共にひどくなっていったらどうなるの・・・と思っているところに、知り合いから、ひどい皮膚炎の犬は安楽死(*)という選択もある、と獣医さんに言われた、という話も聞き、そんな、そもそもアレルギーも膀胱炎も、何か理由があってなるんだろうに・・・とせっせと本屋さんに通ってペットの本や雑誌を読み始めました。 今でこそ、ネット書店でペット関連を検索すればずら~っと何ページ分もヒットしますが、なにせ15年近く前のこと。とにかく情報不足でした。そんな中、たまたまある本屋さんで見つけたDOGという本。 手に取って、とりあえず立ち読みしてみると、「あぶないペットフードのお話」が満載。さっそく購入し、じっくり読んでみてびっくり。 えっ?!フードに使われている防腐剤がベトナム戦争のときに使われていた、あの悪名高い枯葉剤と同じもの? これはかなりショックでした。すぐに雑誌で紹介されているナチュラルフードメーカー(というかこのメーカー関連の出版社が発行していたらしい)に連絡をとり最寄の代理店を紹介してもらい、買いに行きました。 まずは「プレミアム」と名づけられたドライフードとサプリメント数種を購入。それまで使っていたフードよりゼロが一個多いけど、これで少しでも健康になれば、とすっかり軽くなったおサイフといっしょに帰宅し、さっそくその日から新しいフードに。 ・・・そして、1ヵ月後。 そういえば、ミスティ、膀胱炎、再発しないわねぇ・・・モモも最近、ノミがついてキャンキャン鳴くこともないし、きわめて順調。 1年後には恐る恐るチグポンも止めてみることに(だって殺虫剤を体内に浸透させるなんて危険だと思いませんか)。毎日、散歩のあとなどにノミぐしを使ってみると、ノミのピーク時には2、3匹お腹からおしりにかけて運動会をやっていることもあったのに、全然痒がらなくなりました。食事を変えるだけでこんなに変化があるんだ。体質改善ってすごい。というわけでその驚異的な効果を目の当たりにした私は、自分の食事も自然食に変えたのでした。 犬の自然食を扱っていた代理店の人が、「ひなたに半年も置いておいて悪くならないフードって考えたら怖くない?」って言っていましたが、ほんとうに「考えたら」その通りなんですが、それまでは「(ペットフード(なら何でも)、イコール、完全栄養食」って、ある意味、洗脳されていたんですね。 あのとき自然食ペットフードと出会っていなかったら、うちの「困ったチャンず」はどうなっていたのか・・・あんまり想像したくないですね。 * ところで、いわゆる「安楽死」は例えば人間の場合などは本人の意向を汲むことができますが、動物の場合は「本人」の意志とは関係ないところで決定されてしまうので、獣医師さんの間では「安楽殺」という表現のほうが好ましいということになっているらしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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