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里見の歴史は前期後期となります。地に足のついた後期の歴史を、一緒に追いかけてみましょう。
いざ、出陣。 ◆ ◆ ◆ 里見桜の季節が過ぎて 世は多々、宴の自粛が続いてございます。 選挙、どうでした?真剣に考えて、結果を出す。これは有権者じゃなければ左右できないことです。そんな気持を、生意気ですが言葉にしました。 さて。 3月11日に発生した未曾有の惨事から、まる一ヶ月。多くの尊い人命が失われたことを想えば、自粛という〈想い〉もまた仕方のないことです。百花繚乱を心より喜ぶ心境にない方々が、東北を中心に、まだまだたくさんおられますからね。でも、一日も早く、自らの自粛に徹し集団引き摺られな自粛を脱し、日常へ復帰しなければ。ささやかな復興支援は、こんなところからと、考えてしまいます。そんなわけで、桜の季節は、足早に過ぎていきます。 里見桜。 聞いたことありませんか? 館山城址に植樹されているんですよ。 もともとこれは、館山のものではございません。 平成19年10月21日に開催された「南総里見まつり」の前に、鳥取県倉吉市で育てられたソメイヨシノが植樹されたものです。そのときの植樹に関わったのが、里見氏にゆかりのある館山市・鳥取県倉吉市・群馬県高崎市(旧榛名町)の復興活動に関係する皆さまでした。このソメイヨシノを「里見桜」として、城山公園(館山城)山頂に植樹したのです。以後、里見桜は年々増えております。 平成21年春にオープンした「里見茶屋」。実はまだ、夢酔は一度も足を運んだことがございません。里見茶屋のblogをいつも見ています。美味しそうなメニュー(鯨カレーとか)、歴女好みの玩具にフィギュア……客層が読めん。でも、いいところらしいですよ。Blogで拝見したところ、3月暮れに里見さくら祭りが開催されたみたいです。 房州の春は、早いんです。 1月には沿道に菜の花が咲くんですよ。2月くらいにテレ東でよく旅番組に取り上げられるのも、全く頷けることなんです。こういうインスピレーションから、「春の國」を創ったことは、既にお話しの通り♪ 里見桜の植樹にも関わった里見香華先生から、先だってお電話を頂戴しました。このblogにたびたび登場される先生ですが 「何者ですか」 という問いもあるので、本人に内緒でご紹介します。 里見香華先生は、全国里見一族会の会長さんです。この全国里見一族会とは、読んでのとおり、里見氏の末裔で構成されたものです。里見氏といっても、房総のそれだけではございません。系図や古典上、里見氏は新田義貞に連なる清和源氏。その枝分かれした名家は全国にあり、時には歴史の表舞台を彩りました。香華先生はその会長でございます。 里見香華先生の系譜は、遡ると、里見義堯の子にあたる堯次、里見義弘の弟ですね。そこから発しているのです。里見堯次はどんな人物だったのか、詳しい記述をみることはできませんが、系図では里見義堯の三番目の子とされています。ちなみに四番目の子・義頼が義弘の跡を継いで、秀吉時代の礎を築くのですが、一説には義弘の子とも囁かれます。このあたりは青岳尼を語るときの含みネタに取っておきましょう。 話を戻します。里見香華先生にはもうひとつ、西崎流で日本舞踊を学び、現在は里見流家元としてご活躍してございます。夢酔の棲まうあきる野市にも、藤影流に御祝儀舞をされるため足を運んで下さるのですよ。実にアクティブです。 こちらの先生から頂いたお電話。里見氏大河実行委員会についてのことでした。なんでも行政側がなかなか乗り気になって下さらないので、もう民間の力を発揮するというお言葉。ただ、母体となるストーリーがないので大変苦しいとのことでしたので、完結間際の作品草稿を急いでお送りしました。かなりの容量でしたので、ご迷惑ではなかったかしらん。 確かに母体はないですよね。 あれば、とっくに、世間に対する里見の認知度がある筈です。 夢酔がこれに1年がかりで、苦悩しつつも取り組んできたのは、そういうことからです。里見作品は、なかなか前例作品がありません。古典にも簡素な事件記述しか出てきません。手探りで拾い集めて、一を一〇に膨らますハッタリをしながら、有名人と無理やり絡ませる作業。肩凝りパンパンです。 里見先生のお役に立てて頂けるなら、どうぞいじり捲くってください。そう云ってお送りした原稿のその後は、まだ教えられません。 季節は駆け足で初夏へと移り変わります。 来年は、里見桜を観に行きたいな。 ◆ ◆ ◆ 戦国武将里見氏のNHK大河ドラマ放映を目指す「里見氏大河ドラマ実行委員会」が組織されています。里見氏終焉の地である鳥取県倉吉市、里見氏発祥の地の群馬県高崎市、そして館山市で、NHK側にドラマ化を働きかける運動を行っております。 「2014年に里見氏の物語をNHK大河ドラマで!」 皆さまの温かいご声援をお願いします。 ◆ ◆ ◆ ランキング、一時期は一位を頂戴しましたが、毎日更新で結構しんどいと実感しました。焦らず急がず、地道に更新したいと考えております。基本的には、週1~2回の姿勢を取っていきたいと思いますので、皆さまご容赦ください。 いや、さぼり癖ではなく、里見関連新作の、いよいよクライマックス考察中です!労力をそちらに回したいと存じます。御免なさい。 ささやかながらここで告知。 西多摩新聞社より発売の「聖女の道標」、ほぼ売り尽くされてはいるのですが、在庫がややございます。そこで、3月期以降完売までの売上げを、被災地義援金に寄付しようと決めました。 本当は3週間前に決めたのですが、広告がなかなか紙面で組めず、このまま時季外れになってしまうのも厭なので、mixiに続き、この場で先行告知させていただいた次第です。 どうか、ご協力お願いします。 問い合わせは西多摩新聞社出版センター(0120・61・3738)へ。また、下記のアドレスをコピーして、内容確認をお願いします。 http://www.nishitama-shinbun.co.jp/book/index.html 被災された皆さまが、一日も早い笑顔を取り戻されることを、心よりお祈り申し上げます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.11 06:34:47
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