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八犬伝じゃない里見の歴史、みんなはどこまで知ってるかな?
さあ、一緒に追いかけてみましょう。 時は戦国ただなかへ、いざ、出陣。 歴史イベントの傍観 もう、随分以前にレキシズルバーでお会いした六龍堂さん。NHKの番組で真田を熱く語り、涙しており、ああ、こういう〈のめり込み〉が地域活性の源なのだなと、深く考えさせられました。 真田のために尽力される六龍堂さんは、関ヶ原のイベントでも、真田氏大河の署名に奔走されておりました。 六龍堂さんのパワフルさは、いつも見習いたいと存じおり候。 blog http://blog.rokuryudo.com/ 里見は、こういうことを見習わなければならないね。 署名運動を始めたからには、やはり成果に繋げたい。そのためには、里見とはなんぞやというところからスタートしなければならないんですよ。 なぜなら、里見というブランドは、〈里見八犬伝〉を除けば、一切無名といって過言でなく、過去大河ドラマに脇役チョイ役で登場した戦国武将と一騎打ちするには非力な負い目がございます。 自粛の流行が去って、あちらこちらでイベントが始まっています。地域興しでとにかく目立つのが、郷土の英雄を発掘する「歴史イベント」でしょう。 この歴史イベント。ぐるりと周りを傍観すれば、様々なカラーに見分けられます。 現在活気があるのは、〈歴女〉受けや〈グッズ〉受けを主体に置いたもの。 ゆるキャラも出陣して、子供受けもよい。 これは決してやっかみや卑下しているのではありません。商業ベースとブームがリンクしている、或いはさせている。いちばん成功しているパターンだと考えているゆえですので、お怒りなく。 例えば、豊臣秀吉って、日本人にもっとも愛されるキャラクターの一人です。でも、歴史イベント的にはどうでしょう。商業ベースとして、お土産屋さんや旅館業・飲食店が喜ぶ題材なんですがね。なんか、昭和の香りもして、歴女受けしそうにない。 そうなると、地元まつりに留まってしまうキャラクターなんです。 真田・伊達・直江といったあたりは、ゲームでビジュアル化されて女性受けされています。いま、元気がいいのは、その分野です。 そういう一歩進んだところと里見が一騎打ちしても、仕方ありません。 王道という分野があるとしたら、それは参加者大動員を仕掛けてくるイベントでしょう。夢酔も過去、多々お邪魔している武田信玄の〈信玄公祭り〉、タレント起用で益々勢いづく上杉謙信の〈謙信公祭り〉がその例でしょうか。 先日はじめてお邪魔した〈南総里見まつり〉は、どうかな。 シニカルに感情抜きの傍観をすると、南総里見まつりはその規模において、活気派・王道派のどれにも当たらず、さらにいえば両者の足元に及びません。いや、両者の力の入れ方が、ただ事ではないのです。 これは決して里見を悪く云ってるわけではないんです。 歴史イベントには、郷土の英雄を顕彰する意味と、新しい観光産業という、ふたつの趣旨が絡み合っているのではないでしょうか。このバランスを支配したものが、歴史イベントの正否と思います。 里見の知名度向上のために、出来ること。 いっそ、どんどんイベント的に、外へ進出してもいいと思います。例えば、関ヶ原に直接出陣していない真田勢の運動があるわけです。これは、六龍堂さんや上田市のビジョンが攻めで冴えているからと承ります。 外で攻めて、内からも攻める。真田勢はそのあたり巧みです。今日は上田市で第3回「幸村コンテスト」を仕掛けて、歴史人物を等感覚に近付けています。こういうバランス感覚のある自治体は、上田市が随一でしょうね。 そこまで猿まね出来なくてもいいから、何か考えて、動いて、独自の手法を里見も見出せればいいな。外への進出が、内側を見直すことにつながればいいのにね。里見の歴史を丁寧に解していけば、関連する県外のイベントとタッグを組んで 「なんか里見がなにかしてんぞ」 みたいな話題に、きっと繋がると思います。 ちょっといい加減に、この場限りでさらっと考えただけでも、関東足利家の庇護者だった里見がこの関連自治体でアピールすることって、不自然じゃないんですよね。喜連川とか、古河とか。紀州水戸の徳川家初代の生母は、以前ここで記したお万の方。里見が推参してもおかしくない。BS時代劇で放送中の〈塚原卜伝〉のご当地鹿嶋は、里見義康の代に飛び地加増された 土地だから無縁じゃない。 少しずつ進出できたらいいですよね。 ただし、里見家ゆかりの自治体や観光協会の手腕が、大いに世間に問われることになりますけど。 題目から外れましたが、歴史イベントは、やはり現代の合戦にさも似たり、ということでしょうね。 いつか里見が貴方の街に現れたら、よろしく。 そのとき夢酔も加勢に駆けつけることが出来たら、嬉しいです。 追伸 里見には、手作り甲冑という武器があるんですよね。 これを使いこなさなければ、いけないな! ◆ ◆ ◆ 戦国武将里見氏のNHK大河ドラマ放映を目指す「里見氏大河ドラマ実行委員会」が組織されています。里見氏終焉の地である鳥取県倉吉市、里見氏発祥の地の群馬県高崎市、そして館山市で、NHK側にドラマ化を働きかける運動を行っております。 「2014年に里見氏の物語をNHK大河ドラマで!」 皆さまの温かいご声援をお願いします。 お問い合せ先は、こちら。 房総里見会事務長 鈴木惠弘 〒294-0027 千葉県館山市西長田72 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.23 07:29:56
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