もったいぶってごめんなさい。
仕事の予定が変わって、時間が出来たので、ロボ君に組み込んでみました。
ELバックライト搭載LCDを取付けました。
見た目は標準と変わりませんが、写真中央奥の黒い部分が、LCDからはみ出したELシートです。
ELシートは電極をつけられる場所が限られているのと、電極がある部分は光らないので、
このような形になりました。
ステーの取付けネジ穴の邪魔になったので、一部ELシートを切りましたが、最低3mmの幅があれば問題ないとのことでクリアしてます。
取り回しも、ELシートを折らない限り、湾曲は問題ないので、何とかなりました。
写真では、ELシートが明るすぎて、文字が写っていませんが、
肉眼ではばっちりです\(^O^)/
ELシートは、LCDに差し込んであるだけなので、
万が一、バックライト撤去の場合も、LCDから抜き取り、代わりに紙切れでも差し込んでおけば良いとおもいます。
ところで、今後ロボが本格的に組みあがっていく中で、胸ボタンLED用、バックライト用それぞれの電源をどう装備させるかが、問題です (ToT)
追加報告
ふみさんから、何故、ELシートをL字形にカットしたのか というご質問を頂戴しましたので、
ご報告させていただきます。
まず、今回購入した名刺大のELは下図Aのように裏面の下部青い部分に電極があり、ここに電源をつなぎます。そのため、カットの際にはこの電極部分が必ず含まれていなくてはなりません。
(下図ABCは、発光面の裏側から見た図です。下側が表面電極部、上側が裏面電極部です。)
ならば、Bのように単純な形状にすれば、加工も簡単で、残った部分も再利用しやすいはずですが、BではLCDの長さに足りないんです。
そのため、長さを確保し、かつ、電極部分をとるためにCのようにL字形にカットしました。
実際には、ボディー内部での取り回しを考え、Cの縦の部分は短く、横棒部分がもっと電極よりにしています。
(上の写真では、縦部分にも絶縁シールを貼っている為、黒く写っています。)
※上図Aにおいて、裏面に縦方向にの電極部らしいライン(幅10mm程度)がはしっていますが、カットの際は気にしなくて大丈夫でした。
また、ELシートは、最小3mm以上であれば、その先も問題なく光るそうなので、縦部分は導線代わりに3mm程度まで細くしても良いかもしれません。
組み込む際に気が付いたのですが、Bで、例え長さが足りたとしても、
電極がステー取り付けネジ穴に干渉してしまい、あまり具合がよろしくないようです。
それから、もう一つ。
絶縁に関してですが、電極は当然のことながら、発光部分も表裏共に透明シールなどで
被ってください。
私は、パソコン屋で売っているインクジェットプリンタ用の透明フィルム用紙を使いましたが、機械不要のお手軽パウチシートや、ビニールテープでも良いでしょう。
ELシートには色々な規格がありますので、ご購入前に良くご確認された方が良いと思います。
補足
今回使用したのは、KSKさんの通販で購入したELシートキットです。
取扱説明書で、表面電極部には長い方の電源コード、裏面電極部には短い方とありましたが、なぜかコードの長さが同じだったので、配線がされ絶縁処理された状態で販売されている、同社の商品と見比べながら、電極にコードを取り付けました。
たまたま、私のがコードの長さに差がなかっただけだと思いますが、
一応、どちらをつなげばよいか見分け方を、ご紹介します。
電源に繋がるソケットは3方向に切り欠きがありますので、切り欠きの無い面を上に向け、
ELシートは電極のある面(光らない側)を表にしておき、そのまま、真っ直ぐ電極に繋がるようにすれば良いです。
補足2
胸ボタンLEDとの電源の問題ですが、前出のKSKさんに単3電池2本(3V)式のインバーターがあるので、並列つなぎで、これと共有すれば、電池BOX1個で済みます。
単4や単5電池を使用して小型化し、内蔵もしくは装備させるの可能かもしれません。
<追加情報>
もこさんが、LCDのバックライトにELの代わりに、蓄光材(夜光)「ルミノーバ」を使用して
バックライトになる挑戦しました。
結果は、残念ながら芳しいものではありませんでしたが、
追検証を行って、何とかならないか試したいです。
<追検証結果>
もこさんが試された蓄光シートによるバックライト実験を私も行ってみましたが
やはり、ひかりません。
原因は、LCDの液晶を挟んだガラスの光透過度が想像以上に低い事にあるようです。
(蓄光シートに関係する波長の光が邪魔されるだけかもしれません。)
ガラス裏面の反射シールを剥がし、透明化したLCDに半分だけ蓄光シートを差込み
明るいところへ放置し、その後蓄光シートを取り出して暗いところへ。
すると、LCDのガラスの下になっていた部分がほとんど光っていません。
光を蓄えることが出来なかったということです。
また、充分に光を与えた蓄光シートを暗がりで、LCDに差し込んでも、光が弱くなってしまうだけでした。
紫外線LEDによる強制発光については、脇の隙間から照射できるような角型LEDが見当たらないので、断念。
もうひとつの方法として、アクリル導光板というものがあるそうです。
アクリル板の光らせたい面の反対面に細かなV字溝を彫ることで、
側面からの光を、広い表面に伝えるという物だそうです。
インバーターを使用するELとは違い、光源は何でもよい利点があり広告物のバックライトとして今後注目を浴びそうです。
しかしながら、まだ出たばかりの技術らしく、ホビー用として小さなものを扱うところが見当たりません。
ELがここ数年で浸透してきたように数年まてば、出てくるかも。