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テーマ:在宅介護(1572)
カテゴリ:日本の家族
訪問看護師、Sさんが来てくださった。
おばあちゃんの足の裏に、チアノーゼが強くでてきた。 手足の先まで、血流を送ることができていないということ。 おしっこの量が、24時間に200ml以下になった。 腎臓まで、血流を送りおしっこを作るだけの血圧がなくなってしまったということ。 胸部の中心にある骨をグリグリとしても、反応しなくなった。 昏睡に近づいたということ。 そろそろ点滴を外してもいいころだとおっしゃった。 心臓が能率よくパンプしていないところに、栄養と水分を補給したって おばあちゃんの体に負担がかかるだけなのだ。 看護師Sさん、来てくださるすべての看護師さん、ケアマネージャーのKさんには 私たち家族と伯母たちのいざこざを、洗いざらい話ししている。 だから、この点滴に関しても次に従姉たちが来たときに なにか絶対言ってくるだろうということで、残しておくことにした。 おばあちゃんにはほとんど、何も入っていない。 おばあちゃんのためだけに決断をすることが出来ない悔しさがある。 そして、あちらに何か言われないようにするために 足をすくわれないようにするために、決断しなければならないという事実が とても悔しい。そんなことどうでもいいと私は思っているのだけれど 母はまた、何か言われることが嫌で、点滴をつけておくことにした。 今は、おばあちゃんが体に蓄えている栄養素をエネルギーとして 心臓と肺が必死で働いている状態。 心臓は、肺のために血流を送り、肺は心臓のために、ガス交換をする。 おばあちゃんが体のエネルギーを完全燃焼したときが 其の時となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年08月04日 18時20分51秒
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