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テーマ:同居は嫌ですか?(1148)
カテゴリ:国際結婚・国際同居の生活
以前にも、書いたことがあると思いますが
マムの話の腰を折る話。 過去二日はマムのマシンガントークを 聞くことができなかったので 帰宅後すぐに部屋に逃げ込みました。 それを反省して、今日は朝からコーヒーを飲みながら マムと話をしました。 カンバセーションが会話のキャッチーボールならば マムと私の会話は 「機関銃 VS 火縄銃」 火縄銃を一発撃った後、1500発ぐらいの銃弾を受けます。 そして、二発目を撃つために、ガンガンと受ける銃弾のおかげで、二発目の玉を詰めることができず、機関銃が発砲を終えたところで終了となるのが、昔のパターンでした。 それでもマムは、そんなことを気にすることもなく、話し終えてすっきりした顔で、立ち去ります。 最近では、マムの発砲を受けながらも、話の腰を折られた地点まで戻り、二発目、三発目と会話の続きをするのでありますが、これがなかなかエネルギーがいるのです。 今日は、昨日の仕事がどんなだったかということを言うだけで、結局25分びっちりかかりました。そのうち、私が話していた時間というのは3分ぐらいだったはずです。 ************* 昨日仕事して気がついたんだけどね、プリセプターのナンシーとねxxxxで、○○○○してね、ちなみに彼女、メキシコからの移民なんだけどね・・・ メキシコ人なのにナンシーなんて、名前を変えたのかしらね?彼女の苗字はなに?ここで生まれたの? ガルシア。13歳のときに移民してきたって言ってた。でね・・・ ガルシアはメキシコ人の苗字だわね。xxxの○○○○○さんも、名前をアメリカ人みたいなのに変えたわよね。まぁ、13歳のときだったら、アメリカ人みたいなもんだもんねぇ。でも~~(ここから永遠に話が自分の友人知人の話に飛び始める) 5分後・・・・ でね、ナンシーとフロアの仕事に戻った後に、ほかの看護婦さんの仕事の手伝いをずっとしてて気がついたんだよね。みんな、時間とおりにやらなきゃならいことを、結構フレキシブルにやってるってことにね~~ 私がやってる、パーキンソンアソシエーションのグループでも、パーキンソンを抱えるご主人の世話で、完璧にやろうとして、ものすごーく疲れている人とかいるけどね、そんな人には私はいつも言うのよ。「自分の世話をしっかりまずすること。自分が倒れたら、誰がご主人の世話をするの?」ってね。自分を一番大切にできないと、人の世話なんてできないわよね。(ここからパーキンソンアソシエーションのグループのいろんな人たちの話が始まり、5分ぐらい話続ける) うんうん、そうだねそうだね。 (結構イライラしてきている。そして、全く関連がなくなってしまったけれど、自分の話の腰が折れたところに話を無理やり戻す) 時間とおりに出来ないことが、それでいいわけじゃないし、ナンシーのスタンダードがめちゃくちゃ高いのはものすごくいいことだと思う。でも、彼女は私にも彼女と同じように仕事ができることを望んでいるようで、それが出来なかったり、私が遅かったりすることで、すごーくイラついているときとかあるのがよくわかるんだ。 そういう人はよくいるわね。私の知っているxxさんもそんな人だわ。彼女はね、すごく素晴らし人で、人生もかなり晩成したといえるわね。彼女はxxで生まれてね、若いときは○○として仕事をしていたのよ~~。 (xxさんの紹介が永遠に続く) へぇーへぇー。 (聞いているフリして実は入り込む隙間だけを待っている) でね、ナンシーがイラついているのはもうあまり気にしないことにしたの。彼女は私よりもかなり若いしね、彼女と一緒の残りの2週間だけは彼女のスタンダードで厳しく、しっかりやっていくことにした。自分でひとり立ちするようになっても、同じようにハイスタンダードでやっていきたいとは思うけど、出来る範囲でやるしかないって思うし。。。 この後も3回ぐらい、話は逸れましたが、何とか最後まで私が言わんとしていたことを話し終えて、キッチンを後にしました。 一度、私が話しの途中なのに自分だけ話を終えて台所を去ろうとしました。だから、 最後まで聞けよ!おい!! という気持ちで、私は意地になって最後までマムに聞かせました。 夫にもマムのしゃべりのことを言いましたが、今夜、夫はマムに 「しゃべりすぎ」 と注意していました。実際に、マムの友達で、マムに電話をかけてこずにメールをよこしてくる人は、彼女がしゃべりすぎで、人が話している上から話をかぶせるし、長電話になるのが嫌だからという人もいるみたいです。 マムは 「ナデシコだって、疲れているときにマムの話をずっと聞くのはつかれるんだから。」 と私がいる前で言いました。 「え?今言うか?」 って、ちょっと意表をつかれて困りましたが、はっきり言いました。 「昨日とか一昨日みたいに、ほんとにつかれきっているときには話なんて出来る状態じゃないし、聞くこともムリ。それに、マムに話をしているときに、話が逸れていくことがあるでしょ?たとえば、今日の会話で、ナンシーがメキシコ人だって言ったら、彼女の苗字の話から彼女がいつ移民したのかという話になって、そのあとどんどんどんどん、違うほうに話が広がっていって。。。。マムの友達とだったら、そういう会話普通に出来るんだろうけど、話が一度それて、そのそれたところに帰ってきて、またそれて。。。って、そういう会話はほんとにエネルギーがいるんです。それを仕事から帰ってきてっていうのは、ほんと、ムリだって思ったから、昨日も一昨日も、さっさと部屋に行ってしまいました。ごめんね。」 その後、夫はマムに、パクシルを飲むのをやめなさいとか言っていました。 坑ウツ剤ですが、マムがめちゃくちゃハイパーなのはこの薬のせいだということもかなりの疑いがあるからです。でも、坑ウツ剤は、いきなり辞めるのはよくないので、医師に相談して少しずつ減らすようにすればいいのでは?とアドバイスしておきました。 マムが変わってくれるかどうかは、知りません。 多分、いや絶対、変わることはないでしょう。 マムとは 「会話をする」 という意識を持たないのが一番なのかもしれません。 次に何か話をしようとして、腰を折られても、そのままほっておいて、マムの話が終わるのを永遠に聞き続けるだけにしようかと思いました。 自分がしゃべりだという自覚が どうやら全くないようでしたし。。。 夫が、「しゃべりすぎ」 と言ったとき 「私のどこがしゃべりすぎなの?」 って、はっきり言いましたから。 もう、ため息しかでません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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