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テーマ:海外生活(7787)
カテゴリ:国際結婚・国際同居の生活
フォルクスワーゲンのバンを最近買ったので
サーフィンの後の着替えにとてもいい。 雨が降っているときなど、雨にぬれながら体をタオルで拭いて着替えるなどという まったくをもって意味がない行為を真顔でやっていた。 今では車の中からそのようにしているサーファーの皆さんをあざ笑いながら しっかり乾かして着替えができるのだから、バンを買って本当によかった。 それだけではない。このバンにはテーブルがついている。 サラダとかチップスとかサルサなどを持っていけば サーフィンの後にピクニック気分で空腹を満たせる。 今日は久しぶりにサーフィンに行ってきた。 しばらく海に入っていなかったので、どんなものかと思っていたら やはり水がものすごく冷たかった。 そんな冷たい水なのに、ケンジは海に入っていく夫と私を追って 肩ぐらいまで漬かりながら泣き叫んでいた。 かわいそうだが仕方がない。 最初の泣き叫びがかなり心にこたえるが ケンジはビーチでの独り待ちができるようになってきた。 目が悪いケンジは、サーファーが岸辺に近づくごとに 激しく泣き叫ぶ。 そして、海からあがってくるすべてのサーファーに走りより 私や夫でないことを知ると、悲しげに叫びながらまた 当てもなく走り回る。 もう10回以上はビーチで独り待ちをさせているが 未だに泣き叫ぶ。 泣き叫ぶ時間は短くはなってきたけれど ほんとうに、根性がない犬だ。 ビーチから帰ってきて、あたたかいお風呂につからせて きれいにふわふわになったケンジがうれしそうに言った。 「今日は楽しかったね。ビーチ楽しかったね。」 じゃぁ、いい加減泣き叫ぶのをやめなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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