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カテゴリ:教育問題
「犬山の子は犬山で育てる」
第3章のタイトルである。 全国学力テストに参加しないことを決めた犬山市のとりくみをまとめた本が緊急出版されるというメールをもらった。その本のチラシが添付してあった。 先日、私は、犬山のとりくみを「すごいことだ」と書いたけれども、これだけのことを決めていくそのプロセスもぜひ学んでおきたいと思う。 会津育ちの私は、会津の少年時代をこれまで書いてきたが、本当に、その土地がらを生かした教育こそ大切なのだと思う。方言のもつことばとしての情感の豊かさなどもそのひとつだ。 「犬山の子は、犬山で育てる」という犬山市教育委員会の見識は、本当に立派なものだ。 競争VS学びあい・・・日本の学力問題の本当の解決の筋道を,人間関係を切り裂く競争で刺激しないと解決できないと考えている文部科学省に対して、人間関係を豊かにしていく学びあいという方法もあるのだということを犬山市は示しているようだ。 全国一斉学力テストは、子どもたちのストレスを強め、相次ぐいじめ問題をさらに深刻にしていくことも十分予想される。 いのちの大切さを説く文部科学省が、子どもたちを危機に追い込むようなことをしていいのだろうか。私は、犬山市の教育委員会がその自主性を大事にしたとりくみから学びたい。 ご訪問有難う御座います。下の2つの教育ブログ・ランキングに参加しています。 よろしかったら下のそれぞれのマークをクリックした下さい。ランクの点数が加算されます。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 17, 2007 10:01:01 AM
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