にゃんこ襲来!?
昨夜、シンジ君を連れて道場に向かおうと車に乗り込もうとしたときのこと。なにやら聞き慣れない声が聞こえます?なにやら「にゃ~にゃ~」聞こえるような気が??不思議ですわ。だって、昨夜の大阪地方はえらい雨でした。こんな夜に。こんな雨の夜に猫が散歩しているというのもあまり見かけないな・・・、と思いつつ、声の聞こえる方を探してみますと・・・・、いましたわ。車の下に、なにやら白いモノが!おお、あれは?「にぃ~~、にゃ~~~」鳴いております。「にゃんにゃんにゃああん」(by生王)「み~~~にぃ~~~~」どうやら雨に降られて寒いのと、腹が減っていると言っているようです。・・・・たぶん。しかし、野良猫に安易に餌をあげる行為は、なんの解決にもならない自己満足であることはワタクシ学んでおります。ここは心を鬼にして、放置です!野良猫にその場限りの餌をあげて、不幸な猫を増やすことは、すなわち動物虐待なのです!可哀想なら、最後まで面倒を見る!それが出来ないのなら安易に手を出さない!!そして、愛犬のラモ君が亡くなってまだ喪中の我が家は、まだまだ動物を飼うという事に対して心の準備が出来ていないのです。これは困った。面倒はみてあげられないけど、せめて、我が家の軒先で雨を避けていってくれ、そう祈りつつ、家に入ろうと思い・・・・、ましたらば、車の下から顔を覗かせて、「にゃ~~ん」と鳴きます。鳴くんですわ!か、可愛い・・・・。バヤいです。いや、ヤバいです!動揺して打ち間違えてしまいました!思わず、「にゃ~にゃ~」(by生王)と呼んでみますと、「にゃんにゃん」と車から出てきて、ワタクシの足に身体をスリスリします。おお、ワタクシがそんなに好きなのか、よしよし可愛いヤツだ。いや、濡れた身体が気持ち悪いんでしょうね、きっと・・・。家の前でいつまでもうろうろしているワタクシを不審に思った奥さんが出てきて、同じように捕まってしまいます。それからしばらくの間、タオルで身体を拭いてあげたり、車庫の濡れない場所に移動させたり、ああそして、ちょびっと食べ物なぞあげたり・・・・、ワタクシ、ポリシーの無い大馬鹿野郎ですわ・・・。野良猫らしからぬ、綺麗な毛並みに、自分から身体をすりつけてきては甘えるその態度。呼べば近づいてくる物怖じの無さ。これは野良ではなくて飼い猫だろうと話し合いました。きっと、家に帰る途中、雨に降られてうちの軒先で雨宿りしているのだろう。そういうことに決めました。だから、明日雨がやめば帰っていくだろう。でもでも、もし、朝になっても車庫に居着いていたら、我が家の猫にしちゃっても・・・・???いやいや、今晩、稽古から帰って来たときにまだいたら、もうかっさらってしまおうか?をいをい、喪中とか、心の準備とかはどうしたよ?そういう突っ込みは無視して、奥さんと無言のアイコンタクトを交わして、脳内で陰謀を巡らしておりました。で。しかし。稽古から帰ってくると。既に、にゃんこは立ち去ってしまっておりました。奥さんは、その後、寂しそうに帰ってこないかな~~~。と呟いております。ああ、こんなことだったら拉致っていたら良かった!!!と不埒な事を考えてしまう生王なのであった。普段、傍若無人に本音をほざいているワタクシですが、可愛いにゃんこ一匹には敵いませんわ~~。嗚呼、いつでも帰っておいで。ううう、うちの猫にすれば良かったよ~~!!(涙)飼い主の方が聞くと怒るであろうことを考えている生王なのであった。優柔不断なボヤき日記でございました。