拉致被害者の有本恵子さんのお母さんは実は、姫路の書写のご出身で、この堂にも何度か足を運ばれたことがある。なんだか暖かみのあるしゃべり口で、テレビで報道されるたびに、なんだか懐かしさがこみ上げてくる。
もう一人、昔からの僕の同窓の友人に青山繁晴君がいる。今や彼はマスコミの寵児で、テレビタックルやアンカー、朝までテレビなんかで、彼の活躍を目にすることも多いのだが、超多忙の中を、「朝までテレビ」に生出演する直前に、堂まで来てくれたこともあったものだ。
ところが、不思議なことに、この二人が旧来からの知り合いだったから驚くではないか?
青山さんと、有本恵子さんは神戸の同じ幼稚園にいた知り合いだったというのだ。
ほんとうに「縁は奇なもの、不思議なもの」である。
先日、youtubeを見ていて、偶然、青山さんの有本家訪問の様子を見つけた。お二人とは別の意味での知り合いである僕は、この映像を実に不思議な感慨をもって見たのであった。
こんな様子を見るにつけ、普段冷静な
青山さんが激怒こんな様子も、僕にはなんだか、当然のように思えてくる。
しかし、いつものことだが、彼のこの熱い思いにはいつも心動かされる。
ほんとうの意味での士であって、実に日本男児である。