panama canal posted by (C)nana
入ったときには青々とした水を湛えていたガツン湖
しばらくすると
どんどんと濁ってきて、周りもジャングルっぽい様相に変わってきます
バオバブなのかな
それっぽい木
・・・それにしてもだんだんと岸が近づき
こんなに大きな船がこんなに岸に近づいていいのかしらん
って思う
岸からこの距離で喫水12.5m
…だもんね、ちょっとでも土が流れ込んだらアウトな気がする
ガツン湖から細いゲイラードカットという水路を3時間の航海後
ペドロ・ミゲル水門へ ココで1段下がります
結構ダレテきている運河航行見物 …何せ長時間
デッキに上がるのも面倒になってきて
コラッ
ってか、横から見るのも楽しいことに気づいて
ってか、部屋のバルコニーでビール片手に運河を眺める楽しさに気づいてしまったの
水門は2列あるので隣のレーンがばっちり見えるんだよね
乗っている船が左側のレーンをアサインされ
部屋が右舷側だったのでラッキー
あっという間にペドロ・ミゲル水門通過~ …って思うでしょ
けど、1段下がるだけでも30分近くかかります
閘門を開けて、閘室に入り、牽引車をつけ、閘門を閉めて、放水して…
手間のかかる工程を水門毎に繰り返します
通過すると
そこはミラフローレス湖…
なんだけど、すぐに最後の水門
ミラ・フローレス水門に入ります
ここで2段下がり大西洋の水位に戻るわけ
もう慣れた
手順で進みます
ミラ・フローレス水門では通過する船を眺める観光客の人が窓に鈴なりだったわ
手を振ってくれたの… そんなツアーもあるのね
けど、やっぱりパナマ運河は体験するほうが面白いわよ
とうとう海面、0mまで下っていきます
朝8時前から運河に進入し、ここまで9時間
ほぼ定刻通りの通過となりました
待ち時間が長くなることも多いそうで遅れるときはこの時点で真っ暗なんてこともあるそう
運河横断橋アメリカ橋が見えてきました
この橋を渡ると太平洋 …やっぱり感無量というか感動だったわ
近代的なパナマシティーの街を眺めて太平洋へ抜けました
パナマ運河を通過できる船の最大のサイズはパナマックスサイズと呼ばれており
通過する船舶のサイズは、全長294m、全幅32.3m、喫水12m以下に制限されていますが
現在拡張工事が進行中で完成後は、それぞれ最大366m、49m、15mまでの航行が可能となり
通過可能船舶の範囲が大幅に拡大するそうです
本来なら100周年の2014年完成予定だったみたいだけれど、今年完成予定 らしい・・・
なのでこの方法での運河通過はもうすぐ味わえなくなってしまいます
もっとスムーズに進めるように
観音開きのゲートがスライド式になったり
コストのかさむ電気機関車による牽引車もタグボートになったり…
ペドロ・ミゲルとミラ・フローレスの水門は統合されるという
このアナログな運河を通過することができてよかったわ
太平洋に沈む夕日がことさら美しく感じたパナマ運河後
って感じかしら・・・
続きはこちら 6. コスタリカでジャングルクロコダイルサファリ ~リピーターパーティ
2015年2月:パナマ運河を通過するクルーズ旅トップに戻る
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