India posted by (C)nana
エローラ石窟寺院のハイライトはヒンドゥー教エリア
ヒンドゥー教石窟寺院の初期のものは仏教石窟と同じような構造で
入り口は一か所だとか
中期のものは複数開口部が設けられているため、いくらか開放的
後期のものになると、完全に掘り下げられて広間が中庭状になっていたりする
…んですって
そんな後期に造られた第16窟カイラーサナータ石窟寺院はエローラのハイライト
この寺院にいたっては神殿そのものが完全に外部に露出してしまっている構造
奥行きを感じる入り口正面 …奥行きはなんと65mもあります
カイラーサナータ寺院はそれ自体が巨大な『彫刻』芸術品のよう
この寺院はアテネのパルテノン神殿の倍ほどの規模があるっていうからびっくり
まるで高層建築物 …だけど何度も書くけれど
紛れもなく一つの岩から掘り出されたものなんだよね
『ラーシュトラクータ朝の君主クリシュナ1世(位756年 - 775年)の命により
カイラス山(ヒンドゥー教ではシヴァ神が住むとされる)をイメージして掘られたもので
クリシュナ1世は、パッタダカルのバーダーミのチャールキヤ朝の建築をモデルにしつつ
岩山から寺院を彫りだすアイディアは、パッラヴァ朝のマハーバリプラムの
「ラタ」にヒントを得て、それを凌駕しようとする寺院を造り出すことでシヴァ神を祀り
王朝の権威を示そうとするものであった』そうです
ウントコドッコイショと力持ち
この細やかなレリーフはきちんとお話があるのだけど …忘れたm(_ _)m
回廊は巨大な彫刻パネルによって繋がれたような造りになっています
もともとはこの回廊は中央部といくつかの空中回廊によって
結ばれていたらしいのだけれど、今は全部崩れてしまってます
奥行きもすごいけれど、高さも本当に高層ビルみたい
象さんも力持ち …寺院の土台は象が建物を支えているような彫刻
踊る象さん?深い彫りのレリーフ
観ていて飽きない
石窟寺院を造るのに20万トンの岩を掘り出し
100年もの歳月がかかったとか
千手観音じゃないわよ… もう圧倒されっぱなしの石窟寺院でした
赤とピンクの花が枝垂れるように咲いている木は
カズラの原種ですって …同じ木から赤とピンクが咲いていてかわいい
エローラの石窟寺院に圧倒されっぱなしだった数時間
キングフィッシャーをグビッ で ようやく一息
ランチはやっぱりカレーでした …辛いカレーが食べたいぞぉ
オーランガバードの空港まで戻ります
街中を疾走するタクシー^^ と
人でぎっしりの黒い排気ガスが気になるバス
南西部の観光はこれにて終了
デリーまでは2時間のフライト
機内食で「ベジ」を頼んでみたら豆カレー
外人向けのカレーより機内食のカレーの方が美味しいかも
機内食を食べちゃったけれどデリーに着いたらすぐ夕食
かなり怪しいビルに入っている郷土料理のレストラン
タンドリーチキンと、タンドリーチーズは美味しかったけれど
やっぱりここでもカレーが辛くないっ のが残念
空港そばのホテルはモダンな造り
Welcome Hotel Dwarka
Plot No.3 Sector-10, District, New Delhi 110075
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