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→関連記事:シャープが大容量BD「BDXL」に関する発表 「BDXL」の価格を見て、ふと思いついたことがあり、調べてみた。 日立のテレビなどで、録画用のリムーバブルHDD「iVDR-S」が使えるが、現在の底値をざっと調べると、500GB×2個パックが26,980円だ。 これを、100GBあたりの単価に換算すると、2,698円だ。 これに対し、3層のBD-Rは、100GBで5,000円。しかもライトワンスの価格で、この値段なので、3層のBD-REがいくらになるのか、全く予想が立たないが、無理やり予想してみよう。 先日、私が買ったTDKのBD-R 1層ディスクは、1枚あたり100円、三菱のBD-R 2層ディスクは、1枚あたり317円だった。1層のBD-REメディアは、ビクターで1枚あたり178円だったし、2層のBD-REメディアは、TDKで1枚あたり599円だった。 この数字から、BD-Rの場合、2層は1層の3.17倍の価格、BD-REの場合は、2層は1層の3.37倍の価格となっている。どちらも、1層から2層になるだけで、3倍以上の値段になってしまう訳だ。 この数字を3層に当てはめてみる。BD-Rの場合は、3層は1層の50倍の価格ということになる。BD-REの価格を、BD-Rと同等の価格比50倍と想定すると、3層BD-REの予想価格は、8,900円となる。BD-RよりBD-REの方が、2層ディスクの価格上昇率が6.2%高いため、その分を上乗せすると9,448円となる。 つまり、3層のBD-REの予想価格は、8,900円~9,448円程度となる。 リムーバブルHDD「iVDR-S」の方の底値では、100GBあたり2,698円なので、現段階では、3層のBD-Rでも、値段が半分近く下がらないと、iVDR-Sにコストで勝てない。3層BD-REだと1/3以下になるので、さらに遠い。 このため、現状は、大容量のアーカイブメディアとしてみても、書き換え可能な大容量ストレージとしてみても、しばらくは「iVDR-S」の方が、コスト的には有利そうだ。 拡張性という意味でも、「iVDR-S」は、2.5インチのHDDそのものなので、今後、最大容量は、価格据え置きでどんどん増えてゆくし、それでいて、接続インタフェースは、eSATAなので、容量が増えてもいっても、従来の機器で基本的に使用できる。 BDみたいに2層まで対応のドライブでは、「BDXL」は読めない、みたいな問題はないだろう。 また、ダビング速度も、HDDだからBD-Rより断然速いし、一度「iVDR-S」にダビングした番組を、BDとは違い、別のiVDR-Sに、元を消しながら再ムーブも可能である。 読み書き回数も、BD-REのように数千回というような制約もない。 ダビング10をコピーカウントをつけたまま録画する規格もできているのも、将来BDより便利だろう。 そう考えると、意外と、「iVDR-S」って悪くないメディアなのかもしれない。 ほとんど日立のテレビ専用になっているのが惜しいな。 パナソニックやシャープのBDレコーダーも、「iVDR-S」のスロットをつけて、使えるようにしてくれないものだろうか? それがダメなら、USB端子にアイオーの「iVDR-S」アダプタが接続できて、ダビングや再生ができるだけでもいい。 特に、シャープ、パイオニアは、よく見れば、iVDRコンソーシアムという規格化団体のボードメンバーじゃないですか。何とか載せて欲しいところだ。 【当店ポイント2倍】I/Oデータ iVDR-S規格対応リムーバブル・ハードディスク 500GB ※iVポケット対応モデル【税込】 IVS-500 [IVS500]【返品種別A】【smtb-k】【w2】/※ポイント2倍は 7/20am9:59迄 【楽天カード利用でポイントアップ!】【送料無料】【在庫目安:あり】 アイ・オー・データ機器 IVAV-500X2 iVポケット搭載機対応リムーバブルハードディスク iVDR-S 500GBx2個パック エコパッケージ(無地) [IVAV-500X2]【smtb-u】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月20日 01時10分29秒
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