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→関連記事:So-netのauひかりが開通 価格.comでプロバイダを申し込んだ場合、他で加入するより、かなりキャッシュバックの額が大きいことが多い。これは不思議だ。 お店だと、お店の商品を買う前提などの使い道の制限付きでも2万円~3万円がせいぜい(フレッツだともう少し多い)。 ところが、今回私が申し込んだSo-netのauひかりホームギガ得プランだと、今なら5万円ものキャッシュバックがあるという。 なぜ、価格.comだと、こんなに高額のキャッシュバックができるのか、カラクリを考えてみた。 一つは、価格.comが人気サイトで、全国レベルで申し込みを受け付けていて、加入数が極めて多いため、プロバイダもキャッシュバックの額を積み増しするということが、想像される。 また、価格.comのようなサイトだと、お店に比べれば、人件費や不動産費用などの固定費も小さいはずで、その分をキャッシュバックに振り向けやすいというのもあるだろう。 ただ、ヨドバシなんかも相当の加入数を獲得しているはずであり、それだけの理由で、こんなに金額の差がつくとは思えない。 どうやら、ポイントは、実は12ヵ月後にメルマネで届く、というシステムらしい。 他だと、キャッシュバックやポイントバックは、申し込んだその場か、遅くとも1ヶ月以内に、特別な手続きなしに行われるのが普通である。 だとすると、その場合の2万円というキャッシュバックの額が、本当にプロバイダから支払われる額に近い数字なのだろう。 それに対し、価格.comの場合、次の障壁をあえて設けることで、実質的な手続き率を下げているのだと思う。 ・12ヵ月後から1ヶ月以内に手続き:申し込んだ時期なんて1年も経てば忘れがちだし、キャッシュバックがあることさえ忘れてしまいがちだろう。しかも、メールが届いて1ヶ月で失効になるのだからシビアである。私も、たまたまその月の仕事が忙しければ、うっかり忘れてしまっても不思議ではない。 ・メルマネ:プロバイダのメールアカウントなんて、すぐにゴミメールが多数届くようになるため、初めて届くメールアドレスからのメルマネなんて、見つけるのが大変である。下手をすると、スパムに間違われて処理され、見逃すこともないとはいえない。 ・楽天銀行:受け取りには楽天銀行の口座が必要だが、メルマネを受け取ってから、楽天銀行の口座開設手続きをとっていたのでは、おそらく間に合わない。口座を持っていても、普段めったに使わない人だと、ログインの仕方を忘れて手続きできずに終わる人もいるだろう。 これだけ、巧妙な障壁をいくつも設けてあれば、実際にキャッシュバックを受け取る人間の割合は、半分に満たないか、へたをすると三分の一にも満たないのではないだろうか。 だとすると、キャッシュバックの額も、通常のお店の倍以上出しても、十分元が取れるはずだ。実際ブログなどの書き込みを検索すると、キャッシュバックを貰い損ねて、不満を言っている人は多いようだ。ここらが、価格.comのカラクリなのだろう。 ということで、こうした価格.comの戦術に載せられるのは癪なので、忘れずにキャッシュバックは受け取りましょう、というのが結論だ。 メルマネの時期をGoogleカレンダーに登録して、携帯にメール通知が来るように設定しておくのも有効だろうし、楽天銀行に事前に間違いなくログインできることを確認しておくのも大切だ。しっかり事前に準備をしておくといいだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月01日 00時59分33秒
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