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2011年05月27日

Biblio Leaf SP02は買いか？

カテゴリ：電子書籍

さて、ここまでチェックしてきたBiblio Leaf SP02だが、再度、お買い得度を考えてみたい。

まず、正式に、auに2年縛りで契約して、毎月525円の定額を払い、この端末を入手する価値があるかというと、それは疑問だ。
「LISMO Book Store」の品揃えや価格面を見ていても、2011年夏モデルで新たな電子書籍端末が発売されなかったことを見ても、今のところ積極性を感じないため、「配信サービス」を期待して買うのはやめた方がいい。

ただ、自炊した電子書籍や、青空文庫や、ネットからダウンロードできる取扱説明書などのPDFファイルを読むという目的に対しては、それなりに実用になる。

少なくとも、PDF日本語対応が半端で、ePubが読めないKindle3よりは実用性が高いし、電子書籍リーダーとしての完成度は譲るにしても、中古でも1.8万円ぐらいするソニーReaderに比べれば、格段に安くで買えるのだから。

Biblio Leaf SP02の白ロムはあまり出回っていないが、楽天市場やヤフオクで粘り強く探すと見つかる。送料込み5～6千円ぐらいが相場のようだが、この値段で契約の縛りなしなら、十分買う価値はあると思うな。

個人的には、まずは、「Jコミ」や「パブー」でダウンロードしたPDFのマンガを読むのに使うとしよう。
PDFで公開されているオープンな規格書なんかも、早速microSDに放り込んでしまおう。
また、分厚い各種の取扱説明書のPDFは、この端末に集約してしまい、紙の説明書はばっさり捨ててしまってもいいかもな。

今後、自宅に自炊環境を構築できたら、自炊書籍を読むのにも使いたいが、そこまでできなくても、5千円で、ここまで使えるなら買う価値があったな。

事前情報が少なく、買うのは賭けではあったが、とりあえず無駄な買い物にならなくてよかった。