カテゴリ:AV
→関連記事:NHK技研の「技研公開2010」を見て NHKとシャープ、85型スーパーハイビジョン液晶を開発 -3,300万画素の直視型を実現。技研公開2011に出展 これまで、NHK技研公開で見られる試作機で、フルHDを超える解像度のディスプレイは、フロントプロジェクターはJVC、薄型テレビはパナソニックのプラズマテレビが受注していたように思う。 今回の4K×2Kという超高解像度のディスプレイは、初めて、液晶テレビのシャープが受注したようだ。 この解像度を、85インチで実現するのは、現時点の技術では、プラズマパネルでは到底不可能であり、液晶パネルで実現したのは当然だろう。 液晶パネルなら、20インチ前後のサイズでも、フルHDのディスプレイは製品は存在し、そのドットピッチで85インチのパネルを作れば、原理的に4K×2Kの解像度のパネルの製造は不可能ではないからだ。 もちろん、一品物とはいえ、このディスプレイを実際に作ったシャープの技術力は、凄いと思う。 しかし、スーパーハイビジョンに関しては、以前から思っていたのだが、NHKの人は、メーカーにお金を出して、ディスプレイやカメラを作らせている以外に、何が凄いのだろうか? コーデックは従来と何も変わらないH.264/AVCのようで、帯域節約の工夫はしていない。 その工夫もなしに、単に画素数増やして解像度を上げましたって言われても、放送するNHKの技術力って一体どこにあるの?と言いたくなるのだ。 それに、公共財産である周波数帯域をふんだんに占有し、高価な通信衛星を使い、膨大なエネルギーを消費して、スーパーハイビジョンで、一体誰に向けて、どんな放送サービスをしたいのだろう? 家にホームシアタールームがある億万長者? パブリックビューイング? 毎日流すコンテンツは、誰が作るの? 少なくとも、私個人が払ったNHKの受信料を、こんなことに使わないで欲しいな。 【送料無料】テレビ見たまま公共放送はいま お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月02日 20時29分59秒
[AV] カテゴリの最新記事
|
|