トドのつまりは･･･

みんぽすのモノフェローズとして、初めて製品を借りて、レビューを書くことになった。
借りた製品は、東和電子という会社から発売されているOlasonic TW-D7OPTというアクティブスピーカーシステム。



Olasonic TW-D7OPT(T)：TV用スピーカー：Olasonic

コンパクトで卵形のユニークな形状のステレオスピーカーと、専用アンプ、リモコンのセットで、価格.comで底値を確認すると1.5万円程度の商品だ。
これを、我が家の液晶テレビW32L-HR9000と組み合わせて、使ってみることにする。

オーディオ入力は、ステレオミニジャック、または、角型光デジタル端子から行う。
我が家の場合は、HR9000の光出力端子が未使用状態であることもあり、光端子同士で接続することにする。音質も、この方がいいはずだ。



アンプはテレビの手前に置き、スピーカーはテレビの脇に設置したが、コンパクトなので、それほど邪魔ではない。ただ、デザインが個性的なので、テレビを見ていると、ちらちらとスピーカーに目が行ってしまう。
商品としての魅力を出す必要があるので、難しいところだが、個人的には、存在を意識させないデザインのスピーカーの方が好みだな。

なお、ゴム製のスタンドに、卵形のスピーカーを設置するのだが、設置する場所に応じて、スピーカーを向ける角度を自在に調整でき、しかも、どの方向に向けておいても、スピーカーがぐらつかないのは、とてもいい。
我が家の場合は、テレビを置いている台が低めで、普段はダイニングテーブルに座ってテレビを見ることが多いので、まずはスピーカーをやや上向きに設置してみた。

さて、その状態での音質だが、地デジを見ていると、テレビ内蔵のスピーカーに比べて、人の声がクリアで、聞き取りやすい。
また、音楽番組を再生すると、明らかに高域も低域もレンジが広がり、音楽が楽しめるクオリティになる。
サイズの割りに低域が伸びているのは、スピーカーの裏側についているパッシブラジエーターのお陰なのかもしれないが、想像以上の低音の量感がある。

高音質といわれるCDもいくつか、DVDレコーダーで再生してみたが、繊細な高音もなかなかよく出るし、低音も、エレクトリックベースだけでなく、アタックが強いバスドラムもそれなりに再現する。60mm径のフルレンジスピーカーとしては大したものだと思う。
ただ、100Hz以下の低音は、なだらかにレベルが低下しているようで、60Hz以下の超低音は出ていない。

一方、ブルーレイで、アクション映画を見ると、セリフは明瞭でいいが、雰囲気や効果音として入っている超低音が出ないので、迫力が後退し、軽くなる。

結論としては、液晶テレビのちょっとしたアップグレードとしては、Olasonic TW-D7OPTはなかなかコストパフォーマンスがいいと思う。
ただ、あくまで音楽などを、もうちょっといい音で聴きたい、という目的での話だ。映画を見るには、もうちょっと低音があれば・・・と言う結論になる。

ただ、ここで終わっては面白くない。
もう一工夫加えて、Olasonic TW-D7OPTのさらなる力を引き出してやろう。


光入力で高音質、かんたん接続。薄型テレビを高音質で楽しむためのスピーカー。Olasonic 薄型TV用スピーカー TW-D7OPT






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