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テーマ:今日のピアノ♪(713)
カテゴリ:コンサート感想
曲目 ショパン ノクターン(遺作) マズルカ
バッハ ゴールドベルク変奏曲 BWV988より アリア バリー ある日どこかで ルーニーチー ガレブ・イ・ヤ ケンフ ザヴューコリック ムソルグスキー 展覧会の絵より 夏の真っ盛りの頃、マキシムがリサイタルに来ると知り、ミーハーな私はプレイガイドへ直行しましたが、日時を見てちょっと躊躇しました。自分たちの演奏会の直後(2日後)。ちょっと迷いましたが、今が旬のマキシム様。ミーハーの血を抑えられず、この日を迎えました。 結論を申し上げますと、空虚なココロとカラダの上をたくさんの音符が通り過ぎていったのでした。気力体力がまだ回復していなかったので。 マキシム様は大きな方でした。ホビット族の私は、彼がステージに登場した瞬間に「デカっ」と声に出してしまいました。 シルバーのプリントの入った黒Tシャツにコットンの黒パンツ。両手首にはバングルのようなタトゥー。ロックミュージシャンのようないでたちでした。 手足の長~い彼がスタンウエイのフルコンサートの前に座るとピアノがとても小さく見え、彼は椅子の調整に余念がありませんでした。 (床とペダルとピアノの間に足を縮めなきゃいけないから、大変ですネ) 彼はペダルの使い方がとても上手で、鍵盤を全部叩いたかのようにたくさんの音を保っているかと思えば、その次の瞬間にはひとつの音しか残っていなかったり。大きな手は鍵盤の端っこから端っこまでの移動も難なくこなしているように見えました。変幻自在。 そんな大忙しのピアノを弾きつつも、すっと耳にかかる髪の毛をなおしたりするのです。さすがにビジュアル系。 もう一つ印象的だったのは、彼のお辞儀はとても深いのです。まるで立位体前屈のテストのように。ここでも手足の長さを見せつけられてしまいました。 ロビーではDVDなどを販売されていて「購入者にはマキシム本人から直接プレゼントが手渡されます」とアナウンスがありましたが、サインじゃないんならいいわ、と早々に引き上げたのでした。 ・・・見た目ばっかりじゃん・・・ 今回のリサイタルはせっかくなのに、自分自身が聴く体勢になれなかったので、もったいなかったな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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