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テーマ:好きなクラシック(2282)
カテゴリ:コンサート感想
昨夜は紅白で今夜はウイーンフイルのニューイヤーコンサート。
このギャップは何?と思いつつ観てました。 華やかで優雅な気持ちになれる衛星中継を退屈せず、 途中で投げ出さずに鑑賞できるようになったのは、 ここ何年かのこと。 今年、ワクワクして聴いたのは 「歌劇“フィガロの結婚”序曲」 「新ピチカート・ポルカ 作品449」 「芸術家のカドリーユ 作品201」 「ポルカ“クラップフェンの森で” 作品336」 「ポルカ“電話” 作品165」 「山賊のギャロップ 作品378」 でした。カメラワークがきちんと音楽の構成を把握していて その時々のメロディを奏でる楽器をアップにするので、 「ほおぅ」と声をあげてしまいます。 これはリアルタイムで見ているコンサートでは気づかないこと。 とくにファゴットとか、その瞬間には目が届かないし。 曲中で引用されていた「こうもり」、 素晴らしい曲だと改めて思いました。 「クラップフェンの森で」ではカッコウ笛が何度もアップになり、 そのメカニズムに感動。 以前「おもちゃの交響曲」のカッコウ笛を担当した私としては 和洋の文化の差をここで再認識。 私が吹いたカッコウ笛は竹の節を使って作られた、 押さえた手をずらすアナログ式だったので 毎回ビミョーに音程がずれて「音痴なカッコウ」 と言われてたのは仕方ないことだったんだな(!?) ポルカ「電話」では最後に電話の呼び出し音が。 指揮をしていたヤンソンス氏「え、私?」と、 おどおどしつつポケットからケータイをとりだしてスイッチオフ、 したはずなのに再度響き渡り、慌てる慌てる・・・。 山賊のギャロップでは指揮者自ら鉄砲を撃つし、 でも演技者になりきれてなくて どことなくオドオドしてるところが可愛かった。 ニューイヤーコンサートでは本当にシャンペンで 乾杯しちゃったり、演奏しながら歌ったり、 そういうお茶目な趣向が毎回楽しみ~。 いつも写っていたコントラバスの右端のお兄さん、 とっても楽しそうに弾んでた。 ベースの皆様、弓さばきが鮮やかできれいだった。 新しい年にひとときの夢心地をありがとう。 春を感じさせる黄色のお花をメインに飾られた劇場で 客席と一体になって演奏されるラデッキーマーチが終わり、 「ニュースです」の画面に切り替わったとたん、 リビングには日本の風が吹きました・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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