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なんでんかんでん。

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polo7831

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purea24@ Re:おおーー 復活おめでとうございますぅ~!! コンサ…
polo7831@ Re[1]:君子蘭(05/02) 楽天ssさん こんばんは。君子蘭の命…
January 7, 2006
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カテゴリ:コンサート感想
聲明(しょうみょう)のステージレクチャーコンサートを聴きました。
(詳しくはこちら解説をご覧ください)

今日の客席はステージ上。
パフォーマー(僧侶4名)と同じ高さで講義を聞き、
ワークショップとして「散華」の一節を
参加者が一緒に唱えるというものでした。

今日のステージレクチャーのもう一つの目玉は、
いつもは見上げるステージに、自分が立てること。
誰も座っていない客席をステージから見ることができました。
そこにはホールの案内写真そのままの絵があって
改めてステキなホールだと感動したのでした。

さて。
講義は聲明とは何か、にはじまり、
その歴史、音楽的見地等々、
あっという間に時間が過ぎていきました。
経典に関して音楽的な考察がこんなに深く、広く、
学問として研究をされているとは知りませんでした。

「聲明とは仏教讃歌の声であり、自己反省の懺悔であり、
自らの信仰から出た報恩感謝の声であり、
その法悦の境地から表現したもの」

だ、そうです。

考えてみると、お堂というのは楽器がいっぱい。
きらびやかな衣装がいっぱい。
お香がたきしめられていて、人がたくさん集まって
そこで僧侶がお経を唱える・・・
一種のパフォーマンスの場なのでした。

今日は、その空間がステージに引越。
お経というよりはユニゾンの男声声楽が
濃密で凝縮された空間に流れていました。

前半の講義の後は実技。

願我在道場
香華供養佛

文字にするとこれだけなのですが、
これに音程や揺れの記載(ソリ、マクリ、ハネル等)
を付けた譜面のようなものと講師の声を頼りに
「散華」を唱えると軽く5分はかかります。

いっぱい息を吸って、みんな一斉に、大きな声で
同じ高さの音を出すのは気持ちよかったです。

今日の七聲会は、国内よりもむしろ、
イギリスやフランスの公演が多く、
かつ、どこでも盛況だそうです。
単に東洋の文化に対する興味だけではなく、
洋の東西を問わない文化の源流にひきつけられるのでしょうか。
私は、ざわついていた心が鎮められていく感じがしました。

自らの仏に対する思いや気持ちを込めて伝えるのが
お経です、と説明されていました。

終わりにはすがすがしい気持ちになり、
寒風もなんだか心地よくて、
帰り道の商店街で目にとまった大粒の真っ赤なイチゴ、
ちょっとフンパツして買ってしまいました。





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Last updated  January 7, 2006 10:31:14 PM
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