なんでんかんでん。

火曜日は玉置浩二。
土曜日はユーミン。
日曜日はグランパルティータ・マンドリンクヮルテット。

・・・とまあ、ライブ三昧な１週間でした。


一度はいってみたいと思っていた
ユーミンのライブでした。
もう、すごいのひとことです。
女王に君臨し続けるのはこの人しかいないと納得です。

（ツアーの途中なので詳細には触れません）

「血の一滴、汗の一滴まで使い果たすつもりでやってます」
というご本人の言葉通り、セットも照明もすごいし、
ユーミンは踊るし駆けるし飛び跳ねるし、
「ライブ」じゃなくプリンセス天功の「イリュージョン」みたいな
ショービジネスの世界、でした。

でもカラダ張って、生身のカラダだけで勝負している分、
プリンセス天功より上です。

ユーミンはアスリートです。

どんなに駆け回って踊っても息を乱さず歌い続けます。
「いつも、ライブの後は廃人のようになってるんですけど」
というのに、４月から夏の終わりまでの全国ツアー。
夢を売る商売とはいえ、年齢を考えると
一体この人は・・・？と首をかしげるばかりです。

何もかもセンスが良くてカッコ良すぎ。
日本を代表するアーティストには、
著名なスタッフがついているでしょうし、
数も半端じゃないでしょうね。


そして今日は、マンドリンの師匠を含む、
４名の究極のマンドリンアンサンブルのコンサートを聴きました。

本当に本当にきれいな音で、
目の前で演奏している楽器から奏でられている音とは
とても思えませんでした。

私の師匠の師匠とかつて（２０年ほど前）の
門下生３名によるアンサンブル、
大の男（ほんとうに！）４名が楽器を抱えて
息をひそめて演奏する姿は「こたつねこ」を連想させましたが（笑）

いっちばん驚いたのはリュートで「熊ん蜂の飛行」の
メロディを演奏したとき。
あっけにとられ、思わずその場で
「うっそ・・・」と口に出してしまいました。

・・・今回は、筆舌に尽くしがたいです。

両方とも、プロの神髄や真骨頂（一緒か？）、
プライドみたいなものを見せつけられました。
プロのみうじさんは「夢を売る」人たち、
「不可能」という文字は許されない
キビシーものだなあ・・・と思いました。

その道での究極のコンサートを
たて続けに体感できて幸せでした。
満足すぎて、もう、夏が終わった気分です。