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カテゴリ:コンサート感想
夢なら醒めないで、って思った。
「・・・夢はいつか醒める。でも、このシャングリラが、 皆さんの心の中にいつまでも残りますように」 とユーミンは締めくくりました。 コンサートとサーカスとシンクロが一体化したシャングリラ。 今回が最後・・・でしたよね? 私は平日の昼間開催日を選んだので、アリーナ3列目という 好位置で見ることができました。 しかしそれは逆に近すぎて全体像がつかめなかったのですが。 わたしが大きく認識を誤っていたことがありました。 体操やシンクロはオリンピックの金メダルが、 その競技の世界の頂点だとは言い切れないということ。 アクロバティックでアーティスティックなサーカスや ダンスを見ていてそう思いました。 シンクロは今日初めてナマで見ましたが、 見せる(魅せる)美しさに関しては水しぶきの一粒まで、 研究しつくしているでしょう、描き出す動きはまさに芸術。 「人・魚」にうっとり。 ショービジネスの世界ってすごい。すごい。すごい。 ひとつひとつをあげていったらきりがないし、言葉では尽くせません。 一体どれだけのエネルギーが注入されたステージなんでしょう。 「サーカス」ってなめてかかってたことを この場でお詫びします。 申し訳ありませんでした<(_ _)> アレグリアとかシルクドゥソレイユとか公演があったら、 観に行こうと思いました。 そしてそして。 ユーミンがスゴイのは、左右に大きく揺れるゴンドラで歌ったり、 宙づりにされても息ひとつ乱さず歌ったことはもちろん、 最後の出演者紹介で、サーカスとシンクロのロシア勢(約70名)を、 彼ら一人一人の顔を見ながら。 カタカナで書いてあっても読み間違いそうなロシアの名前を。 最後のひとりまで突っかかることなくコールしたことです。 女王様ばんざい! 呆気にとられて言葉がありません。 でも、今日の夢はしっかりと胸に刻まれました。 まさに「真夏の夜の夢」でございました。 いやあ、なんか、もう。ね。 昨日のレッスンで3連装飾音符のあとのトレモロが空振りするとか、 ひとりの音量とみんなの音量がとか、そんなこと相談してた自分が アホに思えてきましたわ。 あまりの暑さと、 度肝を抜くスケールで見せつけられて、 すっかり放心状態になり、 バスセンター界隈をうろうろしたにとどまり 何一つお買い物をしないまま帰宅。それが自分でもシンジラレナ~イ★ 物欲もすっかりそぎ落とされて、いいかんじです。 帰り道、ポッカリ浮かんだお月様を見ながら歩きました。 マンドリンを弾く意味は?とか、自分が生きてる意味は? とか久々に考えてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 28, 2007 11:06:36 PM
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