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テーマ:今日行ったコンサート(1138)
カテゴリ:コンサート感想
私の王子様こと東儀秀樹さんのライブ、
TOGI+BAOのライブに行ってきました~。 客席は(なぜか)シルバーマダム層が圧倒的で、 この私でさえ若い方だったと断言できました。 私の隣の席のマダムは、ライブの最初から最後まで、 ず~っとお祈りのポーズ、目ははあとでみとれてました。 ま、その気持ち、わからんでもないがね。 シンプルな白いシャツにシルバーグレーのパンツであんなに格好いいんだもん☆ BAOの6名は東儀さんが自ら上海へ赴いてオーディションして 選ばれた笛、琵琶、二胡奏者の俊英たち。もちろんビジュアル面も。 彼らにはソロステージが与えられていて、 「へのかっぱよ」という顔でこなす、超絶技巧ソロを呆気にとられてみておりました。 その音色に共通して言えることは、これからの可能性を感じさせる、 潤いのある味わい深い音ということ。 異国の響きなんだけど、なぜか懐かしい感じがする。 やっぱり、人間性は音にも出るのかなあと思っちゃいましたよ。 こんな天才肌の弟分6人とツアーやってたら東儀さんも メンバー同士も刺激があるしお互いに楽しいよねえ。 ソロが6人分あるから、その間は楽屋でラクできるしねえ 個性豊かに自分をアピールするメンバー達なのに、 一緒に演奏するとその音がひとつに融合するのはとても不思議。 日本と中国の古楽の懐の深さ、恐るべし☆ 中国楽器群と篳篥や笙で、ブルースコード進行の曲やプロコフィエフや スガシカオやらを演奏しても何の違和感も感じない。 特筆すべきは、二胡と笛での「七つの子」。 アレンジも冴えているのでしょうが、演奏者2名は歌詞の解釈も ちゃんとしてたのでしょう、シミジミと心に響く演奏でした。 東儀さんの以前のCDに入っていた「ふるさと」も名演奏です。 彼の音楽は忘れかけていたものを手元に引き寄せてくれます。 あ、そうそう。 今回から大河ドラマ「篤姫」に孝明天皇役で東儀さんが出演しているのですが、 そのことについてご本人がステージでこう語っていました。 「僕は本当は篤姫役がやりたかったんです() ですが、東儀秀樹でしかやれない、孝明天皇役をやりますので期待していてください」 なにをやってくれるんだろう・・・篳篥or笙を吹くとか、か? ステージに駆け寄ってひまわりの包装紙のプレゼントを手渡すおばちゃんアリ、 私の席の後ろには「ヒデキー愛してるぅ」の黄色い歓声をあげるおばちゃんアリ、 東儀さんはその声に苦笑しつつ応えて投げキッスをしながら引き揚げていきました。 まだ何となくぎこちないなぁと思っていたら、このツアーは全部で16回、 当地はその4カ所目なのでした。 私はステージからのうねりをもっと感じて、もっと煽られたかったんだけどね~。 煽る演奏も、これからもっとこなれていくのでしょう。 「私はマンドリンが弾けますが、BAOに加えてもらえませんか」と アンケートに書こうと思ったが…オーディションがあるんだった(^^;) このライブには実はもうひとつお楽しみがありまして。 ブログ友のぷれあさんと神様の奇跡的巡り合わせにより、 座席が前後だったのです。 お互いにブログでは行き来しているのに、リアルでお話しするのは不思議な感じで、 照れますね~。 ぷれあさんは黒い瞳が印象的な、ブログとはまた違うチャーミングな方でした。 二胡のソロになると身を乗り出していたのを、私は見逃さなかったっ ぽちへのお土産もいただき(どうもありがとう~)、 帰って早速「ぷれさんからおみやげだよ~ん」といって ジャーキーの封を開けると速攻で「おすわり・わん」をしてみせる、 ゲンキンな犬なのでした。 今度ぷれあさんの地元でマンドリンの演奏をするときは、 二胡のソロでチャルダッシュだかんね~と約束してお別れしたのでした~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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