|
カテゴリ:コンサート感想
タイトルでビックリなさった方がいたらゴメンナサイ。
ウィーンフィルニューイヤーコンサートですよ。 新聞に「今年のニューイヤーコンサートの見所はハイドンの『告別』」 とありました。 ハテ?と思いつつみていると、その曲が始まる前から どんどん楽団員の方が退席していきました。 思い出した。 奏者が演奏中にドンドン退席し、 最後には指揮者以外に誰もいなくなる…というオチなのでした。 実際に見てみたかったのーコレ。 楽器ごとのsoloがあったりなかったりで退席していくのですが、 そのタイミングでちゃんとアップになり、 コントラバスのサンタおじちゃんがまだ今年も ステージにいることが確認できて安心した。 ウィーンフイルの皆さん、指揮者のスキを狙って 楽器を抱えて楽しそぉに嬉しそぉに「んじゃ、お先に~☆」と 退席していく。 「え?あら?なんで?」と困惑の表情のバレンボイム氏。 奏者がラスト2人になった時、慌てて奏者の隣に座り、 「キミは裏切らないよね」と笑顔を作ってなでなでしてたのがかわい(^^ 毎年のことながら、おっしゃれーでお茶目なんだからもう ラデッキーマーチでは振り返って客席にも睨みをきかせて指示を出し、 その通りの手拍子になると、にこやかにうなずいて 「ぶらぁぼ、ちゅっ」と投げキッス。 マジメーでしかめっ面している人がこういうことをやってくれる、 そのオマケは本当に嬉し。 鬼監督からほめられた感じに似ている、かな? タテの線が揃ってないのがバレバレになるから、 オケでハイドンを避ける傾向があると聞いたことがありますが、 さすがにウィーンフィル、音が一体化して、 まるでオルガンのように聞こえるハイドンでした。 そして最大のjokeは「ニューイヤー」コンサートで「告別」。 ニクイっ あ。明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[コンサート感想] カテゴリの最新記事
|