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桜るかの日記 [全2194件]
「柩木スザクに戻る事はもうない、人並みの幸せを世界のために捧げてもらうぞ」 「そのギアス、確かに受け取った」 ―僕は、君が好きだった。 とても大好きで、愛していたんだ。ずっと、認めたくなかったけど。
都合のいい夢ではない、これは裏切りで、悪夢だ。 皇帝としての衣装は地面に乱暴に散らばっている。ユーフェミアは、ユフィは、これからスザクと幸せになって、ずっと笑顔でいられるはずで、だからこんな事あるはずがナイ。だって、俺たちは親友なんだから。 それなのに、唇の感触や身体に感じるスザクの感触はまさに現実のもので。ルルーシュは手足をばたつかせ、抵抗を始めた。 「止めろ、気でも狂ったのか、お前はユフィの夫になるんだろうが!!」 「ルルーシュ、暴れないで、僕はただ君に僕のことをわかってほしいだけなんだ」
生徒たちの瞳には憎しみが宿っている。 愛されるものを奪われた、かつてのカレンと同じ瞳を今カレンに向けている。 「・・・・なんでだよ、俺たちがカレンさんに何をしたって言うんだよ、カレンさんはシュタットフェルト家の令嬢だろ?それが何で、同じブリタニア人を、父さんを殺すことが出来るんだよ」 何を言っている、侵略者は間違っているのは、間違っていたのはブリタニアのほうじゃないか、どれだけの人があなたたちのせいで苦しんできたと思っている。という、感情がカレンの中で走った。 「・・・でも、貴方達だって、私達から住む場所も名前も権利も奪って、都合よく支配してきたじゃない!!」 「私達って、日本人ってこと?日本人の誇りを穢してるのは貴方の方じゃない、ゼロを又見捨てておいてよく言うわ」 「・・・見捨ててなんか、いない!!ゼロは、戦死したのよ、日本を取り戻す戦争の最中に!!」 「でも、ゼロは生きてるじゃない、ナナリー代表の側で!!貴方がフレイヤの恐怖でブリタニアに売ったおかげで!!」 「違うわ!!」 「違うというなら、何で、あんな・・・・、せめて黒の騎士団を止めてくれなかったのよ。仲間のあんたなら、ナナリー代表の友達なら止められたはずでしょう」
「スザク、どういうつもりだ」 「どういうつもりって、体勢でわからない?」 「・・・ここはトイレの中だぞ」 「うん、知ってるよ、でも僕は今君が欲しいんだ」 「・・・イヤだ」
ゼロを止めろ、とスザクに何度もいった。自分勝手であることはわかっていた。でも、ゼロになってから少しもスザクは笑わないし、啼く事も止めてしまった。それがルルーシュとの誓いのように。スザクとルルーシュには絆があるのだ、私が入る事のできない。
こんな奴、好きじゃない。好きじゃないのに、どうして。 「んん・・・・っ」 肩を捕まれて、壁まで追い込まれると、ジノがスザクの唇に自分の唇を重ねてきた。スザクの翡翠の瞳が大きく見開く。ジノをどかそうとするが、相手も軍人だ。そんな簡単には追い払う事が出来ない、抵抗すればするほど、ジノのペースに追い込まれている。その間にもくちゅくちゅっ、とした矢らしい音が唇の中で響いていた。手を上げようとすると、両腕を壁に張り付かれた。 「ふ・・・っ」 強引に逃げようとする舌がジノの舌に捕まってしまう。その感触にスザクは身体を震えさせるしかなかった。
背中からスザクに抱きしめられた。夕焼けのオレンジの光が辺りを包んでいく。 「スザク?」 「ロロの所なんかに行かないで」 「行くなといっても、家族なんだから仕方ないだろう」 「幼馴染だろ、僕は」 |一覧| |
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