ロスト・シンボル(今週の通勤読書)
随分前に図書館に予約していたダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」やっと順番が回ってきました。「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」に続くラングドンシリーズの3作目毎度ながら、作中の建築物や芸術作品のことに疎いため舞台をなかなかイメージできないんだよねえ。巻頭にある写真を眺めながら、「こんな感じ?」と読み進めました。読んでいる時は、映像化したら絶対観たい!と思うのだけど前2作の映画、まだ観てなかったりして・・・キャサリンの専門である「純粋知性科学」という分野は、初めて知りましたが「意思に質量がある」ってすごい発想。本当なの?フィクション?でも、確かにそれが事実なら、世の中の多くの「不思議」に説明がつくような気がします。どんぐり倶楽部の過去ログで知って読みたいなあと思っていた「水からの伝言」という本の内容とも関係するような・・・科学的に証明されるかどうかは別として超越した存在に対する敬意や、自らの意思の力を信じるということはやっぱり必要なのかなあ、と感じました。あ、もちろんミステリーとしても面白かったですよ。私は本筋以外のところで、思考がぐるぐるしていましたが。