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テーマ:熱帯魚&水草の話(1121)
カテゴリ:90cm水草水槽
2007年1月29日の水景
これはそもそもNATURE-GARDEN開設のきっかけとなった水景で、固形のカリウム+微量元素の添加のみでの水草水槽維持がコンセプト。窒素や燐酸などは基本的に欠乏せず、水草が旺盛に茂ってきて、ようやく少しだけ欠乏するものだと実感した。レイアウトとしては駄作だが、管理面では大きな発見や進展があり、非常に有意義なものだった。 2007年4月30日の水景 少しはレイアウトにも気を遣うべきだと、エキノとモス主体の水景を作ってみたものの、管理面で強烈な試行錯誤と錯乱の状態が続いた。液体の窒素や燐酸を入れたり、それで藻類が生えたり・・・ 2007年5月25日の水景 錯乱の末がコレだ。 生えていたグロッソとヘアーグラス、ブリクサを残し、全て引き抜いた状態。左右後景にラージパールとパールグラスを数本植えてみた。 自分の中で何かをリセットしたかったのだろう。 管理方法は以前のTetraイニシャルスティックとクリプト(これらはカリウム・微量元素が主体)に戻して、どうしても窒素と燐酸が足りないときだけアクアフローラ(総合肥料)を 使うというやりかたにした。 2007年6月18日 放置すること3週間(ラージパールとパールグラスは伸びた分の差し戻しをした) 随分復活してきた アルアナの夕焼けも1本追加した 2007年8月6日 更に1ヶ月半が経過して、ようやく様になってきた。 ここまでくるとさすがに窒素燐酸不足でアクアフローラを追加したりした。 この頃はまだ・・・グロッソとヘアーグラスの繁茂ぶりを喜んでいたが・・・ 2007年11月30日 まず、後景がどど~ん!な状態で、なによりも前景がヘアーグラスに侵略されて、もう限界 当然、ここにくるまでも小規模な剪定は何度か行ってきたけれど、抑え切れなくなってきた。 2008年1月17日 11月30日からも何度か剪定を行ってきたが、今回はかなり深く、半分怒りを込めてカットした。 が、光が当たってなかった部分が露出して、それがまた茶色に枯れてて・・・「終わった・・・・」と絶望したのが10日前 そ、そして奇跡の復活を遂げた状態が今日 あまりにも悲惨な光景でネット上に晒すことなど到底不可能だったけど、よくここまでグリーンが戻ったなと感心。 また、水草が水槽全体に茂ってくると固形肥料だけでは追いつかないことも実感。窒素燐酸分は固形で十分足りるけども、カリウムと微量元素は全く足りない。ただし、液体は短期間しか肥料効果がないため、いずれにしても固形も埋めておいたほうが良い。 一時期は絶滅寸前だったアルアナの夕焼けも液体のカリウム+微量元素を添加するようになってから劇的に変化した。 下の葉を見るとよくわかるけど、小さくなって色も薄くなっていたのが、突然ゴワッと大きくなって色も復活。あまりにも顕著で、まるで花が咲いてるみたい。 [環境] 水 槽:90×30×36cm(水量約80リットル) 照 明:PG-2、PG-3 32W×2 10時間点灯 Co2 :無添加 Air :24時間 換 水:7日に1回、1/3程度 濾 過:外部フィルター(NISSO プライムパワー10) 濾 材:パワーハウス・ソフト(Mサイズ)、ウールマット パワーハウス・ベーシック(Mサイズ) 底 床:大磯砂 栄養素:Tetraイニシャルスティック、Tetraクリプト、アクアフローラ ADAブライティK、HYPONEX活力液 給 餌:Tetra killfish food(めだかの餌)、キョーリン・キャット 冷凍アカムシ 水 質:水温25度 pH=6.7 炭酸塩硬度KH=0.4~0.6dH 総硬度GH=2~3 調整剤:ハイポ(塩素中和) サンゴ(ミネラル補給) 生 体:ネオンテトラ / エンドラーズ・ライブベアラー“お年玉タイプ” ハニードワーフグラミー / ニューギニアレインボー ボララス・ブリジッタエ / ピグミーグラミー ボララス・ウロフタルモイデス / ラスボラ・ヘテロモルファ スカーレットジェム / トランスルーセント グラスキャット クラウンキリー / 赤ホタルテトラ / レッドテトラ / コリドラス・ステルバイ ドワーフグラミー / リコリスグラミー / ミナミヌマエビ ヤマトヌマエビ / ブラックラムズホーン / レッドラムズホーン 水 草:ヘアーグラス / グロッソスティグマ / ブリクサ・ショートリーフ パールグラス / ラージパールグラス / アルアナの夕焼け クリプトコリネ各種 / ロタラ・ワリッキー / ロタラ・ロトンディフォリア ポリゴナムspピンク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.17 21:35:38
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