新年:バッカス様を讃えよう
今日は新年最初の「中世の移動ド」でした!さて、今月末のコンサートは近藤治夫と二人で。じっくりと彼の数々のバグパイプと歌でお届けします。 バグパイプというとスコットランドの「大きな音の兵隊さんの楽器」というイメージがありますが、ヨーロッパ各地には羊飼いや放浪楽師の楽器として古くから様々なバグパイプがあります。音が小さいバグパイプや、山羊の毛が生えたままのもの、フイゴを使ったものもあります。今回のコンサートでは、バグパイプ奏者でありバグパイプ製作家でもある近藤治夫が四種類以上のバグパイプと様々な古楽器(クルムホルンやゲムスホルン、ラウシュップファイフェなど)を使い、ヨーロッパ中世の音楽や伝統音楽を中心にお楽しみいただきます。特に近藤が最も得意とするフランス・オーヴェルニュー地方に伝わる牧歌的なバグパイプはラムジカの料理とワインにもぴったりでしょう。曲目は中世ヨーロッパを放浪していた若者達のマリア賛歌「ゴリアルドのアヴェマリア」、ワインの神様を讃える「来れバッカス」(13世紀)、様々な中世の舞曲、中世スペインの聖母マリアの奇蹟の歌物語、とくに食べ物やお酒にまつわるものを中心にお届けします。田園音風景:羊飼いと放浪楽師の楽器・バグパイプを中心に辻康介(歌)近藤治夫(各種バグパイプと様々な古楽器)Da Nemo1月28(金)夜ラムジカ(目白駅徒歩1分)開場18時30分/開演19時30分7500円(フルコース料理とミュージックチャージ)お問合せ・ご予約:tel.03-3565-3337(ラムジカ)*「辻のブログを見ました」と予約時に伝えていただけばご予約人数分のグラスシャンパンプレゼント!!