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カテゴリ:社労士とニート・引きこもり
結論から言えば、「国家資格」社会保険労務士は、
次の理由から「民間検定」へと格下げして欲しい資格なのです。 1. マークシート方式だけで合否判定するなど、国家資格らしくない試験制度です。 社会保険労務士試験は、ペーパーテストのマークシート方式による試験だけで、合否判定する制度です。 簿記検定など検定試験でさえ記述式試験制度を採用しているのに、あまりにも軽率な試験制度では? 2. 国家資格者としての、特別な職業教育訓練・実務実習が実施されていない制度です。 他の国家資格、例えば医師・看護師・検査技師・社会福祉士など医療・福祉系の資格では、 大学・短大や専門学校、また普通の仕事人でも、料理人・俳優など芸能人・スポーツ選手・美容師・ 農業・漁業・職人芸など、特別な職業教育訓練・実務実習制度があって、常人には困難な仕事について、 それを修得した熟練の専門のプロだけが出来るような制度を儲けているのが常識です。 なのに、社会保険労務士の場合、一日も特別な職業教育訓練・実務実習を実施することなく、 正式に「社会保険労務士」と名乗れる道があるのは、国家資格として、 あまりにも無責任では? 3. ペーパーテストとレポート・講義だけで登録できるので、世の中の人々から、あまり信頼されていない資格です。 世の中の、官公庁や企業は、特別な職業教育訓練・実務実習なくして、平気で国家資格を名乗る社会保険労務士に対して、 そう簡単に安心・信頼して、仕事を任せるほど、甘くないです。 4. 就職・転職、独立創業するのに、決して有利とは言えない制度です。 少なくとも、合格率毎年8~9%の難関「国家資格」社会保険労務士よりも、学歴や知識不問の「社会保険」に 加入した現場労働者である「労務者」の方が簡単に稼げます。 5. 社会保険労務士法は、建前は独占業務なのに実際は顧問30%と、実態とは、かけ離れた法律です。 6. インターネットによる書式の無料ダウンロードできる時代には、時代遅れの資格です。 7.自宅に閉じこもって勉強、又は資格学校に通学してただ聴くだけの講義で、合格可能なので、 ニート・引きこもり・フリーターなどに有利な反面、働きながら受験するには不利な受験制度です。 だから、政府の事業仕分け対象として、国家資格の一部廃止として、「国家資格」社会保険労務士を、 民間検定又は代行業者に、格下げ願いたいのです。 そして、「国家資格」社会保険労務士が、民間検定業者に格下げされた姿は、 次のとおりに変えて頂きたいです。 1. 社会保険労務士試験は、自己啓発や教養修得目的の民間検定試験としてなら、引き続き存続します。 社会保険労務士試験は、ペーパーテストのマークシート方式で合否判定する、 国家資格制度としては軽率な制度ですが、漢字検定・簿記検定みたいな自己啓発や 教養修得目的の民間検定試験としては、素晴らしい制度ですので、民間検定試験として、 広く門戸を開く制度として、存続します。 2. 全国社会保険労務士会連合会及び各県社労士会は、普通の民間業者の団体になります。 国家資格者を支援等する法人ではなく、普通の同業者組合みたいな団体に格下げされます。 3. 社会保険労務士は、国家資格を返上して、運転代行業者みたいな、普通の手続・相談代行業者 になります。 だから、現行の全国の開業・勤務社会保険労務士は、全員国家資格を取り消され、 返上されることになります。 そして、保険代理店みたいな非国家資格業者と同等の代行業者取扱いとして、 営業許可を得て活動することになります。 4. 就職・転職、独立創業支援する予備校や出版社みたいな、普通の民間業者の団体になります。 特別な国家資格者ではなくなるので、普通の受験予備校や参考書出版、大学教授他著名人と同等な扱いとして、 今後講師・セミナー・著書作成活動を行うことになります。 5. 社会保険労務士法は、廃止されます。 事実上ザル法な法律なので、一旦廃止され、本当に国民が仕事して生活するのに 貢献する国家資格の法律が再編成されます。 6. インターネットの時代に対応した、社会保険労務士に代わる、特別な職業教育訓練・実務実習 により養成する制度を設けた、別の国家資格が創設されます。 参考までに、昨年6月「社会保険労務士事務指定講習修了証」と、ついでに翌日の地元社会保険労務士会の倫理研修案内の文書まで破ったら、まるで呪いから解放されたかのように、それまでどんなに就職活動しても全然就職できなかったのがウソのように、あっさりと簡単に就職出来ました。 その後、もうホワイトカラーの職場に戻れないと、自分でも理解できました。 国家資格「社会保険労務士」に合格して、全国社会保険労務士会連合会主催の事務指定講習修了後、 社会保険労務士会に開業会員として会員登録後、 社会保険労務士会として活躍する明るく輝かしい未来像を描いていましたが、 就職・転職活動に、約50回も官公庁や会社に、履歴書送って、 その過半数は書類審査だけで返送され、結局就職・転職、全部失敗しました。 約5年間開業社会保険労務士として、顧問開拓に努力しましたが、 結局顧問先ゼロ、つまり本物の実務経験ゼロも者に、 世の中のどこも誰も、仕事を任せないという厳しい現実を認識しました。 大学法学部卒業して、地方公務員上級職事務職としては、再度リベンジの意味で、 ホワイトカラーの職場への近道として、国家資格「社会保険労務士」を取得して、 最大限努力しましたが、その夢と希望は叶いませんでした。 つまり、自分の人生において、もう二度とホワイトカラーのデスクワークとして、 背広姿で仕事することはないのです。 資格予備校や社労士会などの資格商法業者の主張のように、 冷房完備の事務室において、椅子に座って、机の上でチョコチョコと作業して、 ペラペラ喋るだけで高収入なんて、話がウマ過ぎます。 そんな、汗かかずして楽に稼げるワケないです。 人間たる者は、体を動かして額に汗して働くのが本来の姿であります。 そこで、ホワイトカラー人生への別れという意味で、過去のプライドを断ち切るつもりで、 社会保険労務士の「合格証書」も、破りました!
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Last updated
2013.06.19 17:27:54
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