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月の卵1030

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May 13, 2010
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カテゴリ:ブータン

 

ブータン料理は世界一辛いと言われている。何故か?

韓国料理も辛いよ。スパイスのコチジャンがたっぷり。インドネシア料理もメキシコ料理もみんなスパイスに唐辛子が入っているから。ブータンもスパイスにとうがらしを使う。

ブータン代表料理がこれ

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エマダツィ(Chilly with Cheese)

これは唐辛子の代わりにジャガイモを使ったもので↓

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ケワダツィ(Potato with Cheese)

ここでクイズその1

なぜブータンの料理は世界一なのか。ヒントは上の2つにある。

そう、チーズを使ったとうがらし、チーズを使ったポテト。ポテトのところにとうがらしを置き換える。すなわち唐辛子はスパイスではなく野菜なのである。スパイスにちょっと、なんてものじゃなく、ドカンと使うのである。エマダツィの中の緑はすべてからーい唐辛子。

それでも足りないらしく、こんな赤唐辛子の調味料も付いて来る。

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ホテルの食堂や外国人向けのレストランで↓

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白いご飯や赤いご飯に混ぜて食べる。

最初は辛い、辛い、と言っていたのがだんだん慣れて来た。なんだそれほどでもない。食べられるじゃない。

ところが、これらのホテルやレストランは外国人用にそんなに辛くなく作ってあるのだそうだ。その上、アサミちゃんが予約の段階で手加減を依頼することもあるようだった。私達のために。

それではと地元の人が行くローカルレストランで食べる。

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小龍包のようなMOMO以外は皆辛~い。からーい。

地元のレストランで食べた時はアサミちゃんの友人で青年海外協力隊でブータンの学校建設に携わっているという平田さんが一緒だった。

注文して例によって全員の料理が一緒に出てくるまでの長い待ち時間の間に平田さんは付いていた紙ナプキンでお皿を丁寧に拭いているのである。全員の分を拭いてくれる。????

「何しているの?」

「お皿を綺麗に拭いているんです。ブータン人は皆します」

「え!」我らゲスト一同目が点になった。ブータンに来て今まで一度も拭いてない。紙ナプキンは付いていたけれど・・。それは何のために?お皿は拭かなきゃ汚い?お店の人を信用していない?お皿拭くのをもっと早く言ってよね。

 

基本的にガイドと運転手はゲストと一緒のレストランで食事をしない。レストランやホテルの厨房の一角でまかない飯を食べるのである。台所で食べるご飯はただ、だからゾンカ語が話せるアサミちゃんは時々台所でガイドと一緒に食事をした。1人分が浮くんだって。

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ゲストが是非一緒にというとガイドは一緒に食事をするが、すごく遠慮する。アサミちゃん言うところ、彼らはあまりそれを歓迎しないのだという。ブータン人はすごくいっぱい食べる。小食の外国人より食べるのは気が引けるし、何より外国人のご飯は辛くない。え!あれで辛くないの?じゃあ、もっと辛いの?

甘いスイーツはあるの?

普通のホテルで出るのは(普通と言っても私達のは高級ホテルだったが)この程度。

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一泊10万円するウマホテルでは(前回書いたアマン・コラのほかにもある超が付く高級ホテル、もちろん泊まってはいないスイーツ探検だけ)

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横浜インターコンチネンタルと変わらない。値段も多分変わらない。

何でも探検するのがいいねという事で、町に1件のハンバーガー屋で食べたヤクのハンバーガー。ものすごく美味しかった。マクドナルドより。

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朝食バイキングはどのホテルでもいつもほとんど同じ。パンも同じ(多分ブータンにはこのサイズしかないんだろう)。

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アサミちゃんは新しく出来るホテルのスタッフ教育もしたのだという。だからあちこちのレストランに生徒や知り合いがいた。そういう時は後から特別にマンゴーやバナナが出ること有った。「だれだれさんから」と言って。ブータンかなりのコネ社会らしい。

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ではこれらの野菜はブータンでは採れるのか?

日曜日に開かれる市場に行った。

1階

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いやー、野菜も果物も実に豊富だ。

ここはインドなどからの輸入野菜のマーケット。え!じゃあブータンのは?

2階

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チーズ                       八つ頭のような木の根っこかと思うような芋

うーん、何だか品物が寂しい

それでも香辛料だけはたくさん有った。

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首都以外は基本的に自給自足なんだろう。地方の民家は何枚もの田畑や林の間にぽつんぽつんと建っている。隣の家とも離れている。牛もいる。馬もいる。鶏もいる。市場に物がないからと言って食べ物に困ると考えるのは間違っているのだろう。

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ブータン赤米、タイ米を半分にしたサイズでぽろぽろしている白いブータン米、上から3番目の白い米はダショー西岡(JICAプログラムの日本人)がブータンに住んで20年掛けて指導した、白米。

 

最終日のタクツアン山登りの時のピクニックランチは、ガイドも皆一緒にパロのレストランで調達して、ガイドのタイガさんが麓から背負って来た食べ物を食べた。渡されたお皿にそれぞれバイキング形式でおかずとご飯を盛って来て食べ始める。ふとガイド達を見ると、なんと皆、ナプキンでお皿を拭いているではないか。

しまった。拭くのを忘れた!

極端に清潔な国日本から来た、お皿はいつも綺麗だと思って疑わないゲスト達であった。

 

 






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Last updated  May 13, 2010 07:33:45 PM
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