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「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の「ワールド・エンド」を観てきたんで、
第一作目からまとめておこうと思う…。
ってことで、まずは最初の「呪われた海賊たち」を…。 |
原題
【PIRATES OF THE CARIBBEAN/THE CURSE OF THE BLACK PEARL】
2003年:アメリカ 劇場公開:2003年 |
監督:Gore Verbinski (ゴア・ヴァービンスキー) | キャスト | | Johnny Depp (ジョニー・デップ) | | Orlando Bloom (オーランド・ブルーム) | | Keira Knightley (キーラ・ナイトレイ) | | Geoffrey Rush (ジェフリー・ラッシュ) | | Jonathan Pryce (ジョナサン・プライス) | | Jack Davenport (ジャック・ダヴェンポート) | | Lee Arenberg (リー・アレンバーグ) | | Mackenzie Crook (マッケンジー・クルック) | | Kevin McNally (ケヴィン・R・マクナリー) | | 他… |
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魔の海を舞台にひとつのメダルを巡って展開する4人の男女の
ミステリアスな運命の物語を壮大なスケールで描くアクション・アドベンチャー大作。 |
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海賊たちがカリブ海を荒らしまわっていた17世紀…。
総督の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、かつて航海中に助けた少年が身につけていたメダルを、彼が海賊と間違えられるのを危惧して密かに首から抜き取り隠し持っていた。ある日、町にキャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)率いる海賊船ブラックパール号が現われ、エリザベスはさらわれてしまう。バルボッサの目的は、彼女が身につけていた黄金のメダルだった。
当時エリザベスに助けられたウィル(オーランド・ブルーム)は、今では密かに彼女に思いを寄せる鍛冶職人。彼は、囚われの身となっていた元ブラックパール号のキャプテンで海賊のジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と手を組んで、エリザベスの救出に向かう…。
正直?キーラ・ナイトレイという女優を初めて知った記念すべき?作品(笑)
公開当時、かなり世間で話題になっとったんで、「ディズニーやからなぁ…」とは思いつつも観た。
結論から言うと?本作1話だけでも、十分作品として成り立っとるし、ディズニーとは思えん(失礼)すんごい大作やん。
ま、3作でひとつの大きな物語になっとるんで、謎を残しつつ…って終り方なんやけどネ。 |
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物語は、けっこう私には複雑で、いろんな要素がちりばめられとる。
まず、海賊船ブラックパール号の争奪戦?…かつてはジャック・スパロウ船長の部下で、ジャックに反乱を起こしブラックパールをまんまと乗っ取ったバルボッサとの因縁。バルボッサたちはその後アステカの金貨の呪いによって死ぬことさえ許されん体になって、呪いを解くために…。 |
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次に、エリザベスとウィルの恋物語?…身分の違いがあるもののお互い恋心を抱くんやが、途中でジャックとの微妙な関係も…。これは「デッドマンズ・チェスト」へと続く伏線にも…。
その他にも、ウィルの父親「靴ひものビル」の謎や、猿のジャック、鍵イヌ?、提督ノリントン
(ジャック・ダヴェンポート)や、エリザベスの父なんかも複雑に絡んできて、3作全部観んと解決せん仕組みになっとるやん?(笑)
んで、全体的に上手く要素を取り込み、スピーディで笑いあり、アクションあり、子供でも観られる程度?の殺戮あり、流血なし?のエンターテイメントの映画として存分に楽しめる超娯楽大作に仕上がっとるね。 |
評価: |