ガンが教えてくれたこと

しかも、朝は無風でお山の方は霧がたちこめていた。

昨日、和歌山で震度4の地震があったし、ちょっと不安になります。




さて、昨日私が訪れた詩仙堂は叡山電車の一乗寺駅が最寄り駅になります。

叡山電車といえば、貴船や鞍馬、または八瀬や比叡山に向かう電車。
なので、市内よりは若干気温も低めです。
嵐山や東山に比べたら観光客も少なめなので、紅葉狩りにはもってこいの地域です。
（あ！いうんじゃなかった(笑)）


で、詩仙堂の次に訪れたのは、徒歩5分にある『圓光寺』
お決まりのコースです。


お寺に入るとすぐ　目の中に入る　奔龍庭

白い砂を雲海にみたて、天空を自在に奔する龍を石材で表した枯山水。

龍をかたどっている石は、以前井戸に利用していものそうです。



迫力ある龍をみて、向かったその先のお庭は･･･　真逆の色彩



こちらは　十牛之庭　という名前がついています。



奥には牛の形をした石が･･･　そして離れたところには　牧童の姿が･･･


由来は、十牛図に描かれた牛とは、人間が生まれながらに持っている仏心をあらわしている。

牧童が禅の悟りにいたるまでの道程であり、懸命に探し求めていた悟りは自らのなかにあった
という物語　　なんだそうです。

さすが、仏の教え。　単なるモミジの庭でないんですね(笑)



ここでとノンビリしていたら、お稽古の時間になり、慌てて市内に戻りました。


落ち着いたお庭で独り１時間ほど、ボーとして無の世界に浸ってみたいけど
結構それって難しい。
それが、悟りに通ずるのかもしれないけれど、今の私には難しい
このお庭も、詩仙堂のお庭も、考えたら奥が深いのかもしれません。

もし、それができるようになったら、私も成長したことなるんだろうけど･･･(笑)