カテゴリ:♪本の覚え書き♪
東城大学の近隣病院である桜宮病院は、老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化させた複合型病院であり、終末医療の最先端施設としてメディアの注目を集めていた。しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。天馬は葉子の依頼を受け、看護ボランティアとして桜宮病院に通い始めるが…。 先日読んだ『ジェネラルルージュの凱旋』の方が後に出版されているのですが、まったく違和感はなかったです。それどころかとても面白いつながりが見られてちょっとうれしかったです(笑)。 天馬大吉、別宮葉子、白鳥、姫宮、高階、桜宮すみれ、小百合、巌雄、華緒、葵… ラッキーペガサス、ハコ、バイオレットクライシス、レディリリィ、ミス・ドミノ、クラッシャー、アンラッキートルネード…。 海堂さんはなかなか名づけ上手だと感心しました(笑)。 さらにここでは病院の抱える問題や将来性をわかりやすく話しに加えてくれていたし、たくさんの花の名前もでてきてちょっと上質な感じがただよっていました。 細かいところまでいろいろなつながりがあって目が離せない一冊でした。すごい進歩をされてますね。とってもおもしろかったです。 最後の最後の一言はみごとに私の中で炸裂しました。次回作も超期待!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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