カテゴリ:♪本の覚え書き♪
NY近郊に住む映画批評家のミッチ・バーガー。彼はピンク色の奇抜な家に住む高名な現代芸術家と知り合い、交遊を深めていた。ある朝、静かなこの村で爆殺事件が発生。ミッチは女性警官デズと捜査に乗り出すが、村の開発を巡り疑わしい住人が次々と現れて…。人気シリーズ第2弾。 図書館で彼の作品が立て続けに手に入る悲しさ…。 やはり知られていないってことでしょうかね。 しかし、さすがに今回は読み終えて肩すかしを感じてしまいました。 ミステリー的にはちょっと物足りなさが残ってしまいました。 いわゆる頑固で変人的ではあるけれど超有名な芸術家の家、日本で言うからくり屋敷のようになっているのでそれは期待したのですが、これも最初は面白かったのですが生かしきれていなかったように感じます。 主人公二人の進展、デズの父親の姿、そして以前は足を引っ張り合っていた巡査部長との関わりの変化、職を変わったデズの新しい職場への打ち込み方、美術についての説明などなど盛りだくさん過ぎたのでしょうか。 確かにミステリーとしてではなく、デズとミッチの青春小説のように読んでいた時間のほうが長かったように思います。 次回作ではミステリーにも期待したい!そう願って翻訳を待つのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 19, 2008 10:01:13 PM
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