らいらの婦人科病棟２４時

久しぶりに更新します。。。

集中してイラストを描く時間がとれず、ブログ更新が滞ってしまいましたが

ストレスも溜まってきましたし、

メール等で心配して下さった方々に安心していただくためにも

休憩をとりながら更新していこうと思っています。

きつめの内容になるかもですが

お付き合いの程よろしくお願いいたします＾＾

今回は、抗癌剤治療を強いられ泣きじゃくる女性のお話（？）です。

どうも彼女、癌宣告を受け抗癌剤治療を行うことになったようですが

髪が抜けるショックを隠しきれず、部屋で大泣きして

周りを困らせています。。。。

確かに抗癌剤治療は辛いです。。。

これは経験された方だけにしか理解できない辛さです！

しかし。。。

だからと言って、周りを巻き込み迷惑をかけるのはおかしいですよね！？

だって、周りは皆さん

その苦しみを味わい、それこそ苦しい最中の患者なんです！

彼女、泣きじゃくり。。。

その結果・・・

４人部屋の他の患者が、別の部屋に移動させられたのです。

今から治療を行う彼女のために、

体調の優れない　他の患者が犠牲になったんです！

そりゃぁー、患者の精神的ケアをおこなうための

最善の処置なのかもしれないけれど

高齢の方が、荷物をまとめ部屋を移動するのはかなりのストレスです！

看護師研修で、癌患者の精神的ケアとかあるようですが

しっかり研修で学べてるのかな！？

私はこの内容を聞き、なにかしっくりいかないものを感じた。。。

日頃の手馴れた業務の中で、患者を軽視していませんか？

化学治療に慣れた患者は　それだけに身体に負担がかかっています。

きっと、自分でもわからない症状が身体の隅々に潜んでいます。

これは、どんなに偉いお医者様であろうと

日頃、何人もの患者を看てきたベテラン看護師であっても

本人以外　理解できないことでしょう・・・。

もちろん、医療の現場では

その場に応じて対処すべきことが多いのはわかりますが

患者は将棋の駒ではありません！！

みなさんは　どう思われますか？