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ひらがな学習 4「ひらがなが読めたら」の巻き
ひらがなが 正確に読めるようになったら 気をつけること
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ようやく ひらがなが読めるようになったからといって、
「絵本を自分で読みなさい」は言わないであげてください。
読めるようになった時の年齢にもよりますが、一文字づつ追って読んでいる状態
では 自分で絵本を読んでも 全然楽しめません。
読んだ文章の意味や 単語さえ把握できていない場合も多いのです。
文節ごとに区切って スラスラ読めるようになれば、
自然に自分で読む時間が 増えてきます。
それでも 「これ読んで」と言われたら 是非読んであげて下さい。
「絵本は 読んでもらうから楽しい」のです。
さて、いよいよ ひらがなが 正確に読めるようになった次のステップです。
ここからは 年齢によって差が出てくると思います。
もし、4歳以上でしたら『書く』ことに興味が出てくるかもしれません。
特に女の子は この年齢になると「お手紙交換」する子も増えてきますから
本人の様子を見極めながら 教えてあげて下さい。
書くことに興味が無さそうなら 次はカタカナを覚えると 生活するのに
便利だし スーパーに行っても楽しいですね。
これも 最初は 見せるだけです。
お風呂に カタカナポスターでも貼って 何日か眺めてください。
何日間か(何となくでも)目にして見慣れてくれば、ひらがなと似ている点、
違う点に気付きやすくなります。
ひらがなを完璧にマスターした子にとっては「似ているから覚えやすい」
とも言えますが、ひらがなとカタカナは「似ているけど、違う文字」
混乱しやすいので注意が必要です。
「あいうえお」の音やリズムは もう十分に体に浸み込んでいますから、
時期を見て 表を読んであげてください。
ひらがなより、ずっとスムーズに覚える事が出来ますよ。
そうそう、「ひらがなポスター」は剥がさずに貼って置いてくださいね。
ひらがなも たまに復習しなければ忘れますし、カタカナと比較して見るのも
良い学習になりますから。
ここでも『最初は教えない事』がポイントです。
ポスターはひらがなの片隅にカタカナを小さく記入しているものではなく
是非、カタカナ専用の表を!
種類の少ない カタカナポスター と おすすめ絵本
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