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2016年05月31日
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テーマ:たわごと(26767)
カテゴリ:政について
 
 
 かつて貧しかったインドは、国産できるものは輸入しないという点で資本主義的ではなかった。

 むやみに外資の展開も許さなかった。

 外交面ではパキスタンや中国と国境問題を常に抱えており、軍事力は重要だったので、社会主義国ではないし、共産党が支配する国でもないが、コストパフォーマンスが高いソ連製、中国製を取り入れていた。

     


 近年、GDPの規模が大きくなったインドは、高性能だが非常に高価な米国製の兵器を購入できるようになった。 

 米国は高い兵器を売るが、少なくとも国家間取引の場合は売った後の面倒見もよい。

 高価な兵器であれば、効果的な使用法等の訓練も引き受けている。

 軍関係者は米国との共同を好むようになる。

     


 中国最大の悪夢が到来
 米国とインドの軍事同盟がまもなく結成か
 ―中国メディア
 2016年5月23日 Record China

 2016年5月22日、環球網は記事「中国最大の悪夢がまもなく到来、米国とインドが同盟結成か」を掲載した。

 近年、米国とインドが急接近している。
 C17輸送機、P8哨戒機などインドによる米国製兵器の購入が目立つ。
 今後、さらに積極的な提携がかわされる可能性が高い。
 米誌ナショナル・インタレスト電子版は20日、記事「中国最大の悪夢、米印同盟がまもなく結成か?」を掲載した。
 16日にニューデリーで実施された米印海上対話では歴史的な軍事協力が協議されたという。

 …(略)…


     


 兵器のメンテナンスできる拠点が拡大することは、世界の警察を任ずる米軍にとっては大きなメリット。

 大きな空白地であるインド洋周辺に大規模な船舶修理の拠点があれば、米軍の即応集団の行動領域は実質的に広がる。

 航空の補給・修理拠点もまた、然り。

 沖縄の米軍基地の負担も大いに減ると考えると、日本にとっても朗報。

     


 インドと米国との軍事的な連携強化は、中国の領土的膨張主義を抑制することにもつながるので、外交面でもプラス。

 親中国的なミャンマーにも睨みをきかせることができる。


 中国にとって、米国とインドが仲良くすることは、デメリットそのものであり、メリットはない。

     


 経済の成長鈍化で、航空母艦や戦略原子力潜水艦の建造をはじめとする高性能の軍艦のをあきらめ、もっと安価な装備の拡充に方針転換をする可能性も高まってきた折り、米印の連携強化は凶報。

 ただし、そのような事態になると、中国は弾道ミサイルの装備充実をすすめる可能性があり、領土的野心に基づく行動は増えないが、アジア情勢が安定するとは限らない。

     


 プーチンのロシアと日本が、北方領土の一部返還と天然ガスの供給とシベリア開発を通じて連携を強め、フィリピン、ベトナムと協力関係を強めることになれば、中国の「雪隠詰め(包囲網)」が完成するのだが・・・。





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最終更新日  2016年05月31日 06時27分41秒
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