カテゴリ:韓国、北朝鮮
T-50は米国のロッキード・マーティン社から技術支援を受け、韓国航空宇宙産業(KAI)が製造した国産ジェット練習機。 ロッキード・マーティンとの技術提携ということで米軍のF-16と相似する部分が各所にみられる。 全体としては、胴体末尾にエンジンノズルあるブレンデッドウィングボディの機体形状。 垂直尾翼と水平尾翼・エアブレーキがノズルにかかるように配置されていることなど。 練習機であるため大型レーダーを搭載せず、機首は小ぶりでタンデムの操縦席も前よりに配置されている。 エンジンは出力のわりには比較的小型なF404-GE-402 ターボファンエンジンの単発。 推力は53.07kN(クリーン)/79.1kN(アフターバーナー)。 【墜落事故】 ■2012年11月15日、ブラックイーグルス所属のT-50B が江原道原州北東約9kmの山間部に墜落。 パイロットの少佐が死亡。 11月27日、事故機の整備班のK准尉が首吊り自殺。 これを受けて同整備班のK中士が事故原因を「K中士が、操縦系統遮断線を点検した後に必ず抜かなければならない遮断線を抜かず、操縦系統が誤作動して事故に繋がった」と告白。 ■2013年8月28日、光州の空軍基地で離陸中のT-50が墜落。 空軍第1戦闘飛行団所属の少領(少佐)と大尉の2人が死亡。 ■2015年12月20日、ジョグジャカルタ空軍飛行学校創立70周年を祝う航空ショーで、インドネシア空軍の曲技飛行隊が運用するT-50練習機が墜落。 パイロット2人が死亡。 ■2018年2月6日、シンガポール・エアショー2018にて、韓国空軍ブラックイーグルスのT-50一機が離陸中に出火。 滑走路からそれて横転し、操縦者1人が負傷。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月08日 00時00分16秒
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