カテゴリ:韓国、北朝鮮
T-50は米国ロッキード・マーティンから技術支援を受け、韓国航空宇宙産業(KAI)が製造した国産機。 FA-50は練習機T-50にEL/M-2032 レーダーや20mmバルカン砲を搭載し、戦闘攻撃機とした。 固定武装の20mmバルカン砲(M61バルカン)は、由緒正しいゼネラル・エレクトリック社製の6砲身ガトリング回転方式機関砲。 全て本来の部品なら、実績と信頼性が高い兵器。 【事故】 ■2017年7月12日、フィリピン空軍で作戦中、FA-50が投下した爆弾が目標を大きく外れて治安部隊の居た建物を直撃。 兵士2名が死亡、11名が負傷。 フィリピン空軍はこの誤爆の原因が判明するまでFA-50の飛行中止。 2017年8月3日、フィリピン軍は、FA-50の再投入を決定。 欠陥はないとの判断。 ■飛行中に20mmバルカン砲で射撃を行うたび、大きな振動が発生し弾道が安定せず、命中率が低下。 最悪の場合、自機を破壊する可能性すらあるとされる。 実戦配備後5年間で7回故障し、20mmバルカン砲による射撃訓練が計3回禁止。 禁止期間の合計は331日。 振動問題の原因は20mm期間砲ではなく、機体側か機体取付けの設計に問題がある可能性が高いとみられる。 損傷を受ける可能性がある機体内配線に保護カバーを取り付けることで、20mmバルカン砲の運用を再開。
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最終更新日
2020年02月08日 12時00分11秒
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