カテゴリ:訃報、消息
ファッションデザイナーの三宅一生(みやけ・いっせい、本名かずなる)氏が8月5日にがんで亡くなっていたことが報じられた。享年84歳。 三宅氏は、ファッションの既成概念を破る斬新な服作りで世界的に知られた。 2010年文化勲章受章。 2016年、フランスレジオンドヌール勲章コマンドール受賞。 …「イッセイミヤケ」世界で評価 読売新聞 2022年8月9日 … (略) … 広島県生まれ。 多摩美術大学を卒業後、渡仏し、伝統的なオートクチュール(高級注文服)の技術やデザインを学んだ。その後、ニューヨークでも修業を積んだ。 1970年に三宅デザイン事務所を設立し、翌年にブランド「イッセイミヤケ」をスタート。 73年にパリコレクションに初めて参加した。 「1枚の布」という和服などの伝統から発想した服作りで注目を集めた。 代表作の「プリーツプリーズ」は、細かいひだ飾りが全面に施されている洗練されたデザイン。現在も世界中で支持されている。洋服の既成概念を打ち破る斬新な作品は高く評価され、世界各地の美術館に収蔵されているほか、展覧会も開催されてきた。 99年10月に自身の名が付いたブランド「イッセイミヤケ」は、後進に引き継いだが、その後も精力的に活動を続けた。 2007年に日本初のデザインミュージアム「21_21(トゥーワン・トゥーワン)デザインサイト」を開設し、ディレクターに就任。再生繊維を使った新しい服作りのデザインを手掛けるなど、「生涯現役」を貫いた。 ― (略) ―
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最終更新日
2022年08月10日 06時00分08秒
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