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日本のファッションデザイナーの草分けで、チョウのトレードマークで知られた森英恵氏が、8月11日、老衰のため死去したことが8月18日に報じられた。享年96歳。 葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男顕(あきら)氏。 後日お別れの会が営まれる。 2020年10月4日、高田賢三氏(享年81歳)、2022年8月9日、三宅一生氏(享年84歳)に続く、日本のファションデザイン界の大御所の死。 森氏の死に際して哀悼の意を表したコシノジュンコ氏は82歳。
森英恵さん悼む 2022年8月18日 毎日新聞 世界的に活躍したファッションデザイナー、森英恵さん(96)の死去を受け、ファッション界からは悼む声が相次いだ。 デザイナーのコシノジュンコさんは「私が19歳の時、新人デザイナーの登竜門『装苑賞』を受賞した作品は、審査員の一人だった森英恵先生が選んでくださった1点だった。私をこの業界に引き上げてくれたのはまさに森先生だった」と若き日の縁を振り返る。 1990年にコシノさんがパリにブティックを出店してショーを開いた際、森さんは見に来たという。「一言、『あなた、続けないとだめよ』と、パンとおっしゃってくださった。それが本当にうれしくて心強かった」。その活躍ぶりを「男性が多かった当時のデザイナーのなかにおいて最高の女性だった。チョウのデザインをはじめ、自身のスタイルを確立したことも偉大でした」とたたえ、「大きな何かがスコンと抜けてしまったようでとても寂しい」と声を落とした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月22日 06時00分09秒
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