長野県の熊を助ける為のご協力のお願い
長野県のツキノワグマの絶滅を止める為にご協力をお願い致します。 長野県が、ツキノワグマの駆除強化のため―――――――――――――――――――――――― 1.ツキノワグマの駆除権限の一部を県から市町村へ委譲 2.春グマ狩りの試験実施――――――――――――――――――――――――を行う方向で、検討を進めています。結論は2月に出されるそうですがこの2点を白紙に戻すよう皆様のお力をお借りできたらと存じます。 ▼長野県は、有害獣駆除を1年に150頭に限定しているにもかかわらず、昨年は553頭も捕殺しました。 ▽クマが昨秋、大量に人里に出てきたのは、開発や地球温暖化の影響で奥山に全くエサがなかったからです。 数が増えたり、人を恐れなくなったためでは、決してありません。 ▼しかも、エサを求めてクマが出てきていることをいいことに、「熊の胆」をとろうと、有害獣駆除の名の下にクマを乱獲しているそうです。 駆除権限を市町村に委譲すれば県の監視が薄れ無法地帯になる為、環境省のレッドリストに「絶滅の恐れのある地域個体群」としてリストアップされている熊は一気に絶滅してしまいます。そして絶滅しても誰も責任を取られることはありません。県の方針として「狩猟によって人間の恐さを教え、緊張ある共存を築く為」に春熊猟を実施するそうですが、恐さを教える為なら犬による追い払いなどを実施すべきですし、殺してしまったら何の意味もなくなります。共存を築く為ならまず里山の整備をして人間と熊の緩衝地帯を作ることをすべきではないでしょうか。そもそも春熊猟というのは名目は農業被害を予察して駆除するということですが、本当の目的はクマの胆のうにあります。クマの肝は漢方薬として高く売れるからです。クマは絶滅の恐れのある野生生物に関する国際条約(ワシントン条約)で商取引が禁じられている稀少動物でありながら、国内では自由に商取引が実施されているというのが今の日本の実態です。 長野県のツキノワグマを絶滅から守り、豊かな自然を守る為長野県へたくさんの声が届くことを期待しています。 (長野県庁 森林整備課 鳥獣保護係)電話 026-235-7272FAX 026-234-0330Eメール shinrin@pref.nagano.jp リンクフリーですのでたくさんの人に広めていただけたら幸いです。 ←クリックしていただけたらうれしいです。