カテゴリ:映画
<アヒルと鴨のコインロッカー> 「アヒルと鴨のコインロッカー」の原作者である、伊坂氏が ※「本屋大賞」を受賞しました。 ※書店員が選ぶ「いちばん!売りたい本」を選ぶ賞です。 その作品は「ゴールデンスランバー」→読まなくちゃね 祝!伊坂幸太郎氏 ということで、今日は 映画<アヒルと鴨のコインロッカー>について この作品は宮城県オールロケということで地元では話題を呼んでおりました。 連日地元TVで特集を組んだり、作品を紹介したりしていました。 そのせいか、映画館は老若男女、多くの人で賑わっておりました。 かくいう私もその一人。原作は残念ながら、そして、恥ずかしながら、知りませんでした。 連日のTVの 「一緒に書店を襲わないかい」 の文字にひかれて、足を運んでいました。 まず、驚いた事に「ミステリー」だったんですね。→これって、結構、皆さん知らないみたい。 「アヒルと鴨の~」という題名から、のほほんと観にいった私は、それ時点で騙されてしまいました。 しかも、ミステリーと気付くのは後半あたりから、そして、後半から一気にデンポアップしてしまいまう。 反対に、前半は地味で、オタクッぽい奇妙なストリーにちょっぴり、「うーん」って感じでした。 ですから、観る方はテーマ曲の「風に吹かれて」の歌詞のように自然体で観ていってください。 ~♪風が吹いていただけ♪~と 仙台の大学に入学することになった椎名(浜田)がアパートの瑛太演じる隣人に書店への襲撃をもちかけられる事から意外な結末へ~といったストーリー 「アヒル」といえば、あの、ある意味神様と言われてるJ.D.サリンジャー著書の金字塔ともされている「ライ麦畑で捕まえて」でのキーワードを思い出します。 主人公のホールデンが「池のアヒルは冬どうするの?」と終始頭を悩ませていて話。 この映画では「アヒル」と「鴨」の違いは?となってますが、、、 この本とこの映画は胸にぐっと来るものはとても似ています。 映画の人物は、奇妙だけど、みんなとても繊細、、、そんなところからでしょうか。 観終えて思うのは、前半にあらゆる答えが見え隠れしてるって事。椎名演じる浜田さんが本当に自然体の初々しい大学生役をうまく演じられているので、ラストが本当に切ないです。 最後は本当にドンデン返しです。 テーマはかなり重めです。 さて、テーマ曲はボブ・ディランの「風に吹かれて」 冒頭から、浜田さんが口ずさみます。腰を振りながら、歌うので、私達もつい、それに引き込まれて体をゆすっちゃいます。素朴なノリで、、、 でも、最後は違います。 エンディングで流れる曲は同じでも、映画を見終えた後の、「風に吹かれて」はかなり、感傷的に胸に響きます。もちろん、最後はボブ・ディランそのものの曲が流れるのですが、 衝撃のラストを迎えて後は、 すぐには 立ち上がれません。 そんな中、ディランの声が心に響きます。 音声いいので、尚更、感激です。 ※ボブ・ディランへの私の思い入れは明日でも、公開します(予定)。ヽ(^o^)丿 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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