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2007年01月09日
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カテゴリ:中国生活のコツ
出勤しようとして、
エレベーターを下りたときでした。

「あ!あんた、ちょっと、ちょっと」

と、守衛のおばちゃんが
私を呼び止めます。

眉間にシワを寄せながら話すおばちゃん。
何か問題があったのか?と心配になりました。

よく聞くと、昨日、留守にしている間に
宅急便が届いたので、預かっておいたよ、

とのこと(笑)。

そうでした。
中国人は、日本人のように、とりあえず微笑んでおこう、
という態度はなかったよなー、なんて、今更ながらに感じます。

でも、その荷物を、おばちゃんの家に取りに行くまでに、
歩きながら話をしていると、おばちゃんの表情が
どんどん豊かになっていきます。

「ええーっ、日本帰るの!
 いつ帰るの、いつ帰るの?」

「あなた、弟はどうするのよ?!」

「じゃあ、あの彼女は、どうするのよ?
 え?結婚?しかも日本で!
 それは、いいわねー!!」

「お母さんは元気?
 また上海に連れて来なさいよ」

「あなた見込んだだけあるわ!
 中国人の彼女を連れて帰るなんて」

などなど(笑)。


じゃあ、そろそろ会社に行くよ、
と言い、守衛のおばちゃんと別れて、
数歩歩いたところ、


「アィヤッ、ハローッ!」


と、こちらは、
私の住んでいる地区の
居住委員会のおばちゃん。

このおばちゃんには、
彼女の日本ビザ取得に際して、
暫住証の取得など、
いろいろよくしてもらったのでした。

このおばちゃんは、
いつも最初から笑顔なのですが、

冷静な私の彼女の話では、
たぶん、私が外国人だから、いつもこんなに
高いテンションで話してくれるのかも、とのこと。

ま、でも、そんなことはいいとして、
私にとって良い友達であるのには、
変わりありません。

彼女のビザが無事取れたことを報告すると、
また、同じような話の展開に。

「ええーっ、日本に帰っちゃうの!
 いつ帰るのよ?!」

「じゃあ、あの彼女は、どうするのよ?
 え?結婚?そして日本で生活!
 それは、いいわねー!!」

と(笑)。


ほんと、あいかわらず、
去り難い場所です、このマンションは。


ただ、ふと、
こんなことも思ってしまいました。

私は、
もともと愛想だけは良い子だったのですが(笑)、
地元にいるときは、これほど
近所にいる人と仲良くしてたかな、と。


していない…




なんでかな?と考えてみたんです。
上海では、なんで近所の人と仲良くできたのか。

まずは、
外国人だから相手が興味を持ってくれたこと。

そして、私自身も、自分が外国人として、
多少一般常識に外れることをしていても許され、
「人の目」をそんなに気にすることなく、
ある意味、リラックスして付き合うことができたこと。

でも、逆に、
「これが日本人の礼儀正しさだ!」
と言わんばかりに、最初、変な顔をされようとも、
毎日の挨拶攻撃は欠かさなかったこと。


理由は、こんなもんでしょうか。


と、ここまで考えて、気づきました。




 そっか、日本でも、
 そうやって生きればいいんだ!




実は簡単な話。

でも、いざ実行するのは難しいのでしょう。

日本で生活を始めたとたん、
自分の「日本人スイッチ」がポチッと
自動的に入ってしまって、

人目を気にしつつ、
波風立てないように、

というふうになるのかな。



いやいや、

ここまで楽しくしてしまった人生、
今後も楽しくしていきたい。

幸運なことに、
彼女も応援してくれますし。




あ、そうそう。

11日に日本入りし、
14日くらいに入籍する予定なのですが、


初海外の彼女に、

日本入り初日に、

ブラジル人と会わせる予定!(彼女にはヒミツ。笑)


知恵熱、出さないといいのですが(笑)。





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最終更新日  2007年01月09日 15時28分56秒
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