2038654 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

のぽねこミステリ館

のぽねこミステリ館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

のぽねこ

のぽねこ

Calendar

2012.11.10
XML

氷川透『各務原氏の逆説 見えない人影』
~トクマノベルス、2005年~


 最近紹介した各務原氏シリーズの第2弾です。現時点で、氷川さんが発表している最後の作品ですね。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

ーーー
 無気力を自認している私―暮林晴海は、サッカーには多少の知識があった。たまに練習を見に行っていると、マネージャーをしているクラスメートに強く誘われ、マネージャーとなってしまう。
 サッカー理論には強い私が入ったことで、部員の中には理論的なことも考えてくれるようになり…。
 そんななか、サッカー部に事件が起こる。エースフォワードのリョーが行方不明になり、死体で発見されたのだった。
 犯人は誰か―。真相をつきとめようと奮闘する私たちだが、さらに事件が起こり…。
ーーー

 相変わらず、各務原氏の言葉は面白いです(本書では、特にラストの、説明についての話が良かったです)。
 ところが真相の方は…。シリーズ第1作と同様、疑問が残ってしまいました。犯人を指摘する手段も、?、ですし、その人が犯人だったら、なぜそんなことをしたのか、全く理由が見あたらないのです。このあたり、残念ではありました。
 今回は時間的な関係で、軽いシリーズの方を読みましたが、講談社ノベルスのシリーズもまた再読してみようと思います(氷川透シリーズの方が、もっと論理的にしっかりしていた印象があります)。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.11.10 20:32:37
コメント(0) | コメントを書く
[本の感想(は行の作家)] カテゴリの最新記事


Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

My favorites♪ torezuさん
姫君~家族 初月1467さん
偏った書評ブログ mnmn131313mnmnさん
海砂のつらつら日記 kaisa21さん

Comments

 のぽねこ@ シモンさんへ コメントありがとうございます。 久々の再…
 シモン@ Re:石田かおり『化粧せずには生きられない人間の歴史』(12/23) 年の瀬に、興味深い新書のご紹介有難うご…
 のぽねこ@ corpusさんへ ご丁寧にコメントありがとうございました…

© Rakuten Group, Inc.