カテゴリ:本の感想(あ行の作家)
有栖川有栖『マジックミラー』 ~講談社ノベルス、1990年~ ノンシリーズの長編です。とはいえ、作家アリスシリーズではおなじみの編集者・片桐さんが登場するのが嬉しい一冊でした。 それでは、簡単に内容紹介と感想を。 ーーー 推理作家・空知の元恋人が、人里離れた別荘で殺された。有力な容疑者と思われたその夫と双子の弟には、しかし犯行時間に明確なアリバイがあった……。 被害者の妹は、空知に相談しながら、探偵を雇うものの、なかなか事件解決の糸口は見えない。 そんななか、さらなる事件が発生する。同じ別荘で、双子のどちらかが殺されたのだった…。 ーーー アリバイトリックに真っ向から挑んだ作品です。 時刻表ものはあまり読みませんが、こうしてたまに読むと面白いですね。たんなる時刻表ものではないのも良かったです。 おそらく10年以上ぶりの再読ですが、楽しく読めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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