おぼろ二次元日記

京に咲く百花にも負けない美貌の男子がいた。
その名は「光源氏」。



「光る君」



時の帝の第二王子、光る君と呼ばれた皇子は優れた美貌と才の
持ち主だった。


ある日、亡き母、桐壺更衣に良く似た女性が父帝の妻として
入内してきた。
藤壺の女御。
母とも姉とも接してきた女性は光る君の中でいつしか恋心を抱く
相手となっていた。
そして藤壺も。


道ならぬ想いを抱いた二人だが、光る君は元服の時を迎える。



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ということで、大和和紀先生の「あさきゆめみし」原作を
ドタキャンして、アニメ界の重鎮、出崎＆杉野コンビで
発進した「源氏物語千年紀」ですが・・・


いきなり肌色ですかー！！！


しかも


ＯＰ・・・最悪・・・。orz


タイアップは必然・・・と言ってもこの主題歌は無いでしょー！？
風情台無しですよ！！！


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ちなみにＥＤは中さん。
こちらはまあまあ。


中孝介／恋（初回仕様）(CD)



うーん・・・両方とも画像が水墨画タッチの背景が
流れていく・・・という表現なんですけど手抜きとも
思ってしまう簡単さ・・・。
辛口が止まらなくてすみません！！！
楽しかった！と思う方はスルーしてくださいませ。



とにかくですねえ・・・、もう大和先生のと比べようとか思う
気持ちは全く無くて、別物視聴である気持ちはあったんですけど
それにしても何故、今、この絵なのか？ということなんですよねえ。
（「天保異聞妖奇士」もそう思ったな！）


大人も視聴するノイタミナ、と言ってもかなーりタイムスリップした
印象が強いキャラデザインで、これを美しいと感じるかどうか、は
それぞれの好みで分かれるところですよねえ。
キャラクター原案だけでも大和先生のを採って欲しかったです。


背景や季節感はなかなか見事で、出崎演出お得意の「透過光」、「入射光」が
炸裂していて綺麗だなーと思いましたが・・・。
うーん、誉めるところを見つけるのが難しい！！！




冒頭はとある姫のところに通う源氏の君の風景。
三ヶ月毎くらいの付き合いらしく、お相手はすぐの逢瀬を
期待しているのに源氏は「いつもよりも多い贈り物」で。
くー！！！美しい男はそれで許される！！！
頭中将と恋の浮名で競っているようでございます♪



ここから過去話。


宮中で出会った美しい姫を探す光る君。
帝に召されて、もしやあの女君が！？
（↑何で分かる？と少しツッコンんだり・・・。）


女君は新しく入内した父の妻、藤壺女御。
亡き母、桐壺更衣とうり二つの容貌の姫で、次第に親しさを
深めていく二人。


まだ１４歳の女御が生家の春を思って涙するのを
見た光る君は梅の花が咲くのを夜通し待つほどに
女御の気持ちを大事にしたいと思うようになった。
咲いた梅の枝を取ろうと池に転落してしまったり！



「背も力も強くなって貴女の望みを

何でもかなえて、守ってあげたいのに！」


ひー！９，１０歳の子供が言う台詞ではありませーん！！！


大人になったらきっと見事な公達になる。
亡き母の夢が藤壺であったと語る光る君に自分は
母であり、姉であるからそういう夢を見たのだと
答える藤壺だが・・・。


「貴女は母でもなければ姉でもありません！！！」


チッスーーー！！！



それから互いの胸に宿る気持ちに封をしたまま、時は流れ・・・。
藤壺に変わらぬ思慕を寄せていた光る君に対し、自分が有り得ない
想いに走ってしまうのを必死で止め様と会う事を拒否する藤壺。
ついに待っていた元服の時が来た・・・。



「報いの無い恋をしているような。」


頭中将の言葉に微笑む光源氏。




という事で、


櫻井ヴォイスに喜んだり、絵に泣いたり！？


な初回でした。


源氏が赤い直衣で頭中将が青とか、もう少し衣とかにも
風情が欲しいんですよね。
背景は素敵なので衣や髪の毛も繊細にして欲しいです。


声優さん♪
櫻井君ヴォイスには転がされそうです！
幼少はブラック☆スター＠小林さんで爆笑しそうに
なりましたが！
頭中将の杉田君にも忍び笑いが止まらない・・・。プっ！
藤壺は分かるけど、お姉様・お母様過ぎるような印象を受けました。


感想はかなり週末立て込んでいるので不定期、ということで。



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