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テーマ:アニメあれこれ(26117)
カテゴリ:蒼天航路
乱世に立つ英雄の星がもう一つ、現れる!
「桃園の誓い」が今、! あらすじはこちら♪ ****************************** 「蒼天にまだわが道は見えず!!!」 最後にそう叫んだ曹操ですが同じようにこれから天下への道を 模索し始めた劉備の登場ターンでした。 面白かったー! 人形劇「三国志」ではいかにも聖人君子な劉備で関羽や張飛が兄として 慕うのをあっさりと納得させられてしまうのですが、きちんと相手に 自分を見せて論破できる。 その人柄に魅せられる。 曹操に比べたら、言葉使いはあまり良くないし、教養が漂っている とは言いがたい・・・。 そんな劉備がムシロやワラジを売る気のいいアンちゃんと義賊集団『鬼嚢』の 頭という二つの顔を使い分けて自分に足りない人材を確保していく過程は 天与の才を感じるのに十分なエピソードでした。 自分の店のワラジだけでなく隣の店の豚まで売ってしまうのは凄かったです! もちろん、自慢の福耳もね♪ 「お前は何のために戦う? 何のために生きる!?」 「天下の民の笑顔を見ることだ!」 義の心を持って、国の安寧を願う関羽にはこの言葉だけで 十分だったのでは。 さらに肩書き、 「おいらが天下の器だということさ!」 「おいらの器にならんか?」」 プライドを満足させる誘い文句。 もちろん、こういう言葉も劉備の口から無意識に出てくるんでしょうねえ。 器でなければそれを砕けば良いとも! ここから「桃園の誓い」まで勇壮なBGMに乗って、見ている私達も 血が逸り、そして母との別れに涙する。 見事な緩急だったと思います。 息子としては枠をはみ出しすぎたけど、そのおかげで立派な義兄弟が 出来た。 子離れできている素晴らしい母です。 さて、県令になった曹操はまず地元を知り、副県令を知り、ですね。 もちろん、差し出されたものは全部楽しむ! その上で、北部尉の時と同じように自分のルールを作っていく。 一番に掴むのは民衆の心。 だからこそ張角が興した太平道を己の力にできたら、と考える。 道を誤らないように。 曹操も劉備も、まだ己の道の途中。 それを知って、自分のプライドを如何様にも使い分ける。 二人の人心掌握術に、どちらの部下になりたいかな、なんて 考えてしまいました。 絵は張飛が登場したところは迫力があって良かったですね! 関羽アニキの場面は暗くて・・・もっと味方になるところは 光が射すような演出があっても良かったかも。 まあそこが暗かったおかげで素敵な「桃園」になったとは思います♪ ピンホール/OGRE YOU ASSHOLE[CD] 画伝蒼天航路 曹操の男前っぷりがマモの二枚目ヴォイスにフィットしてきたように 思います。(逆かも?) 劉備の関智さんは軽いところが彼の真骨頂ですね! 低音系真面目ヴォイスも久し振りで、熱血系のイメージが 固定されてしまっているので違う魅力を楽しみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月06日 18時16分52秒
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