おぼろ二次元日記

愛の力で、愛の言葉を聞かせて。
私の中に降り積もるように。



「有為転変（ういてんぺん）」


あらすじは公式からです。

偶然現れた那須島を追いかけ姿を消す贄川春奈。
そしてその後を追う杏里。
罪歌を操り、斬り裂き魔の集団を統率する春奈との対峙によって、
杏里の過去が徐々に明かされていく。


時を同じくして、南池袋公園で斬り裂き魔と闘争を繰り広げ続ける静雄。
倒しても倒しても向かってくる斬り裂き魔達。
それを迎え撃つ静雄の顔には、嬉々とした表情すら浮かんでいた。




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テンポが早くて、臨也の解説だけではアップアップですー！！！
那須島の背景、臨也の野望あたりはもう少しじっくり見たかったですねえ。
ライノベをアニメにする時、一番気をつけなくてはならないのが
「説明が多くなること」。
杏里の決着だけで、正臣の決意は次に回しても良かったのでは・・・。




妖刀「罪歌」はもともとは杏里の母が父を殺した時に発現したものなのですね。
度重なる父の虐待に心を閉ざしてしまった杏里に届いた「心の声」。
自分の代わりに人を愛したい「罪歌」に寄生する。
それで自分の足りないところを補ってきたと思う杏里。



贄川の「罪歌」も自分なら支配することが出来る。
でも、そうではなくて彼女自身に止めて欲しかったんですね。
それを拒否する贄川。


そのせいで静ちゃんは戦い続ける！！！


静ちゃん、かっこいい！！！


セルティからもらった手袋をはめるところもツボ♪
力を恐れて誰にも愛されないと思ってた。
それが今は自分を求めてきてくれる人間がたくさんにいる！



「私はずるい。」

「酷いことをして自分を守ろうとしている。寄生虫ですから。」


自分の「罪歌」も贄川に愛して欲しい。



その瞬間、贄川の呪縛が解かれる静ちゃんを愛したい皆さん！


「止まりやがれーーーー！！！」


気付いた静ちゃんは拳を止める！！！
やっと言うことをきいてくれた！！！
死人も出なかったようで笑顔の静ちゃん♪



那須島は杏里にすがろうとしている。
が、借りはもう十分返したという杏里。
殺意など無いし、相手にする気も無い。



「私は先生の事、嫌いですから。」


はっきり言えた！


ドアを静ちゃんに奪われた渡草のワゴン・・・思い切り電撃ドアで爆笑です！！！



入院した杏里を見舞う帝人。
杏里には思い人が出来たみたい。


静ちゃんとセルティ！！！


「行動的で人を愛することが出来て。」
セルティのほうがお気に入りのようで、女だから！と心の中で
叫ぶ帝人に爆笑です！
もう、何も起こらない、きっと・・・。



帝人はそんな非日常の人たちと自分たちとは世界が違う、と
杏里を止めるけれど。
毎日、同じことの繰り返し、何も起こらないほうが非日常なのかも。
「罪歌」の力を手に入れて、やっと地面に足が付いた杏里。
手にした力はボランティア活動にでも使うほうがいい。



帝人は杏里がやっと日常に戻ってきたのだとその笑顔を見て実感する。



「罪歌」、贄川、那須島を使った一連の騒動の黒幕は・・・。
波江と「罪歌」騒動の話をする臨也。
贄川と那須島の関係を知って金に困っていた那須島に強請らせたり、
金をみせつけて那須島を炊きつけ逃げた彼をセルティに追わせたり。
そこで本物の「罪歌」が現れたのは計算外だったけど。



杏里のもとから動転して逃げた那須島が遭遇したのは静ちゃん！！！
パンチ！！！



静ちゃんが


「死んでくれたら最高だったけど。」


臨也は盤上のチェス、オセロ、将棋の駒を眺める。


ネットでは帝人が「斬り裂き魔」の情報を求めて？
でも、すでに「斬り裂き魔」はダラーズと関係があるのでは、という情報が
先走っている。



帝人の心配をしながらも、正臣は暗闇にまた身を落とそうとしていた。
妖刀「罪歌」、ダラーズ、そして黄巾。
杏里をまきこんだ「罪歌」のバックにダラーズがいるとしたら？
三つの勢力が絡み合う池袋の闇にわくわくする臨也。


「俺を引き戻しやがって・・・畜生・・・畜生ッ！！！」


黄色いスカーフを手にする正臣！！！




ということで「斬り裂き魔」事件は終結しました。



愛せないことを「罪歌」に依存していた杏里。
でも、自分の過去を贄川と共有したことで「人を愛する」気持が
頑なに鎖された扉を開けてくれたのかも。
まだ日常を受け入れられないだろうし、簡単には人を「愛した」とも
言えないでしょうけど。


自分を助けてくれた静ちゃんとセルティの善意の「愛」。
二人はそうは言わないだろうなあ。
ただ倒したかった！とかね。


分かち合うことで分かることがある。
１００人の「罪歌」でも、帝人でも、正臣でも。
心を少しだけ開いた杏里の始まりでした。



独り立ちできたのは静ちゃんもそうかな。
何者にもとらわれない静ちゃんが誰かに求められることで
自分自身の力ときっちり向き合えることが出来た。
（異常な求められ方だったけどね！）



そんな静ちゃんを邪魔だという臨也。
静ちゃんは駒にならないから。
ドラマは帝人ＶＳ正臣の形に！？



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