おぼろ二次元日記

私の名前をあげる。
だから男の子の君の名前をください。


「私の名前をあげる　～The sound of your name～」

あらすじは公式からです。

文化祭の倒錯劇の脚本作業を進める修一とさおり。
だが、二人の気持ちが何となくすれ違い、なかなか作業が進展しない。
さおりは修一の脚本を「よしのに女の子として愛されたい修一の願望」だと言う。

一方よしのは、ユキさんに教えてもらった下着を買おうと、修一を誘って
久々に女装＆男装デートをすることに。
さおりに言われ自分の気持ちを自覚した修一は、よしのにその想いを
告げようとするのだが…。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



作画スタッフに「銀魂」で見覚えのある皆さんの名前があると
思ったら協力がサンライズでした。（笑）


さて・・・
さおりが言うように「じゃあ、大人になったらどうするの？」
「手術でもするの？」
女の子っぽい現実的な反応ですよね。


よしのを好きな修一には「男の子として」よしのが好き、男の子の
心で好きなのかと思っていたら、


「女の子の心で男の子のよしのが好き。」


なんだね。
だから「修一」、「よしの」の名前を取り替えたらお互いに
男の子の心で、女の子の心でいて欲しい。
よしのには「女の子の自分を好きになって欲しい」までは届かなかった
みたいだけど。


ジュリエットはよしの以外に考えられない修一。
でも・・・。



体育の水泳の時間。
千鶴はなんとビキニ！！！
（実際は絶対に無理無理！！！）



よしのは体型矯正できるハーフトップをユキさんに教えてもらって
少し元気が出たよう。
学校では修一がよしのを気にしてしまうのが分かってさおりはまた家で
やろうと言う。


部屋で脚本を書いていた修一は遊びに来ていた安那にノートを見られ、
涙をこぼしてしまう。
後日、安那からはカラオケ店の気持ち悪いキャラのストラップが！


担任の税所先生は気を遣ってくれているけれど、どうもさおりの空気を
読めない。
後で逆鱗に触れることに！？
自分で感情をコントロールできないと修一に話すさおり。



でも、修一の家で脚本作業をするのになぜか誠がいても
耐え忍ぶことが出来た。（笑）
二人の気持ちを知っている誠は言いたい放題！？
ムカつきながらもそれを肯定するさおり。


「馬鹿よ。私も二鳥クンも。」


諦めが悪い。


「男として女の子になって高槻さんに

愛されたいの？」


さおりに急に言われてとまどう修一。
脚本の男女逆転は男の子のよしのに女の子の修一が愛されたい、
そういう願望の現われだとさおりに指摘されてしまう。
でも、修一に女の子の役はやって欲しい。


さおりが踏みとどまったことを可愛いという誠。


「アンタ、ぶっ飛ばされたいの！？」


だよねー！！！
思ったこと言い過ぎ！？



よしのは下着の買物に行くのに修一を誘う。
もちろん、修一は女の子の姿で。
下見だけ済ませて、後はお金を貯めて絶対に買う！というよしの。
逆に修一にブラジャーを付けたいと思わないのか？と尋ねる
よしの。
体型じゃない、「気持ちの問題」。



声変わり、ヒゲ・・・これから問題はやってくる。
修一がトイレで着替えるのを外で見張ってくれているよしの。
真央の名前を使って声を録音していたことをとがめられた事を
修一が話すと


「よしのって名前をあげる！」

ドア越しのよしのの言葉に胸が一杯になる修一。
その代わり「修一」という男の子の名前を・・・。
文化祭でよしのにロミオをやって欲しいと頼む修一。
ジュリエットが修一になるなら


「僕のことを女の子として見て欲しいです！！！」

よしのの事を男の子と思うから・・・！


文化祭の出し物は自分の思いをこめたもの。
よしのは修一が真剣に脚本を書いていることを知って

「頑張ろう！」

と気合を入れてくれた。
でも、互いに男女の心で見るという修一の思いは伝わらなかった。


税所先生は脚本作業が難航していると思い、クラスの皆に協力を求める。
手をあげるよしの、千鶴・・・。
怒りの視線で先生を見つめるさおり！！！


二人きりの作業は終わりになる。
自分の家に修一を読んださおりは、脚本の中の名前を取り替えるシーンに
感動して自分で演じてみる。


「私の名前を二鳥君にもらって欲しいの。」


でも、名前の交換ならよしのとした、という修一の言葉に思わず
厳しい言葉を叩きつけてしまうさおり。
「大人になったら手術でもするの！？」
さおりに言われる筋合いは無い、と抗う修一。
でも・・・

「二鳥君の事が好きだからよ！」

心配だから・・・。
やっぱりよしのの事は好きになれないから自分の前では
話さないで欲しいと頼むさおり。


教会で祈るさおり。

「高槻さんではなく私がロミオを・・・。」


ということで・・・


うーん・・・さおりがロミオを演じても報われるものが何もないのが
切ないです。


さおりがどうして修一が好きなのか、女装、女の子になりたい修一を
肯定してなお、好意を持つのはかなり割り切りと勇気がいると思うんですけど・・・。
（苦笑）
そのあたり、過去を描いてくれるといいですね。


よしのと修一の願望は同じ重さなのかどうか。
名前を取り替えることの意味が修一のほうがまだ重いように
感じました。

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